5/11•プロミネンツ3-4年生練習 | フットプロム協会のブログ

フットプロム協会のブログ

一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、代表の藤間です。


今回の練習は、いつもの様にアップと7分間走、タッチオブクラスを行った後、「田んぼの田」と呼んでいる4対2(片側は3対2)のパス回しを行いました。


この練習は通常のロンドと同じ様にオフェンス側にとっては認知やパスの練習になりますが、今回はディフェンス面を意識してもらいました。

ディフェンス面というのは、2人で共通の狙いを持ってボールを奪う、と言うことです。


基本的にディフェンス2人の場合、1人(1stディフェンダー)は必ずボールホルダーにプレッシャーをかけます。

今日はこのプレッシャーの掛け方(切り方)を意識して貰いました。

例えば1stディフェンダーが右を切ったとすると、カバーする2ndディフェンダーは左のパスが出た場合にすぐ寄せられる位置を取りつつ、斜めのパスラインを消します。


ディフェンス2人にとっての“前”はどちらか、そこをハッキリさせてオフェンス側の選択肢を奪おう(減らそう)、と言う話をしましたね。


そして、共通の狙いを持つ為には“声”がとっても重要だって話もしました。


声については、やはり出せる選手とそうでない選手の差が大きいですね。

特に3年生は黙ってプレイしていた印象の選手が多かったです。


多分「間違ってたらどうしよう」とか「頭では分かっててもとっさに声が出ない」とか、そう言う感じだと思います。

ただそれも含めて練習です。


それこそコーチ達だって、とっさに声が出なくて「え〜ッとぉ…」みたいになっちゃうこともありますし、上手い言葉がその瞬間に出てこなくて後で「あぁ言えば良かった…」とか思うことなんてしょっちゅうです。

けどそれを100回も1,000回も続けていくと、だんだんその時々に合った声がけが出来るようになって来る。


みんなはなおさら、間違ったって全然OK。


パスやトラップの練習をするのと同じ様に、声を出すのもトレーニングだと思って出していきましょう。

それこそバスやトラップと同じ様に、何回かに1回「上手く伝わってボールを奪えた!」って場面が出て来ますので、それがあると楽しくなって来る筈です。


人とのコミュニケーションは、サッカーに限らずみんながこれから生きていく中でとても大切なことなので、それを学ぶと思って、今苦手だなと思ってる人も声を出していってください。


ではまた!