4/28プロミネンツ4-5年生・TRMフィードバック | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんばんは、マサシコーチです。


本日はプロミネンツ4-5年生のトレーニングマッチが行われました。


アトラソンさん、ありがとうございました。


久々の4-5年生カテゴリーでの試合、また新たに仲間になってくれた選手もいるので、改めて各ZONEのテーマ、目的を確認しみんなの共通理解を深めた上で臨みました。


・ZONE1→ビルドアップ(攻撃の起点、組立)

・ZONE2→保持から前進(ゴールへの向かい方)

・ZONE3→フィニッシュ(ゴールを奪う)


ZONE1のビルドアップでは、2CBとピボーテ+GKでの数的優位を形成し、各サポートの距離や角度もバランスが良かったですね。


前向きでZONE2(ボール出し)に進入して行く回数が多かったですし、どの選手も次を選ぶ余裕を持ちながら前進できていました。


特にユウワはパスと運ぶドリブル(コンドゥクシオン)を使い分けながらのプレーが抜群でした。


またビルドアップではテンポを大切にして貰いました。


特にビルドアップでは、相手を動かすことで前進する道、入口を作らなくてはなりませんが、一人一人の球離れやパススピードが遅いとその時間で

スライドや対応が間に合ってしまいます。


リスク面も含めてビルドはテンポ良くボールを動かすことを共通認識として持っておくこと、その為のサポート(距離、角度、タイミング)、身体の向き、全体の認知を行っておきましょう。


ZONE2では中央での連携から相手MFのラインを超えて行ったり、サイドの選手が背後を取ったりとバランス良くゴールに向かうことができていましたね。


欲を言えばもう少し前後左右に振れるともっと良い状態(スペースがある、プレスが掛かっていない)が作れるとも思いますが、狭いところを通して行くからこそ相手が密集して外が開いたり、サイドから突っかけるからこそ斜めや内側が開いてきますので、ZONE2では ZONE1以上に仕掛けることが大切ですね。


サイドはソウゴ、シュウマ、カズマ、ヒロ、ケイタ、カイルの積極的な仕掛けが見られ、中央ではレイナ、ぺぺ、ルキのアイディア溢れるプレーがとても良かったです。


ZONE3のフィニッシュでは、やはり決定力をもう少し上げたいですね。笑


良い形でポケットに進入からのクロスもズレてしまったりと勿体無いシーンが多かったです。。


例えば1人目でペナに入った選手は必ずニア、そこからファー、マイナスを抑える、またそこに入り込むタイミングなど、各カテゴリーで多少の決まり事を作っても良いかもしれません。


特にニアは合わせやすいだけでなく、ニアに入り込むことでキーパーが動かなくてはいけなくなるためファーとマイナスが空いてきます。


この辺りの擦り合わせは接戦を勝ち切るためには非常に大切なので、また次回の活動から確認していきましょう。


最後にコーチ個人としては久しぶりに4-5年生を担当させてもらいましたが、各カテゴリーでプロミネンツのスタイルがしっかり浸透していると今日のゲームを観て強く感じましたし、色々と学びがありました。


常に認知、判断を欠かさないこと、サッカーを深く理解していくこと、ボール扱いだけでなくサッカー自体が【巧い選手】を目指していきましょう。


本日もサポートしていただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。


それではまた!