学習障害を疑って(36)~検査③~ | 森のくまさん

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日々の出来事や愚痴をそっと呟く独り言ブログ

 

 

息子は、中1の時に不登校に。

中2になり、毎日学校へは行くものの

発達障害疑いで、受診することに。

 

検査も結果もまだですが

ADHD疑いでアトモキセチン(ストラテラ)服用中

それまでの日々を

思い出しながら書いてみます。

※フェイクありです

  

前回のお話↓


 

 

雑談のよう雰囲気での問診の後は、

薬の効果について。

 

相変わらず、私は特に効果は感じない。

 

でも、やっぱり息子は効果を感じてるって。

 

先生が雑談のような雰囲気で

息子の緊張を解いてくれたおかげか、

先生の問いにもスラスラ答える。

 

 

先生「どんな時に薬の効果を感じる?」

 

息子「授業中、前より先生の話が聞けます。

忘れ物も減りました。」

 

先生「忘れ物、減ったか!ウシシ

そりゃ効果感じるよな。

忘れ物は辛いもんな。

苦しいもんな。

良かったなぁ。忘れ物減って。」

 

 

私としては、

「えーそうかなぁーえー

減った?まだまだ忘れ物してるよ?」って気分。

 

 

 

でも先生が、

「忘れ物するのって、本人も辛いんですよ。

苦しいんですよ。

 

本人は、しっかり準備したのに

いざ学校行くと、あれがないってなる。

 

ちゃんと準備したのにって。

 

なんで忘れ物するんだ!って怒られるけど、

本人が一番「なんで?」って思ってる。

 

ちゃんと準備しろって言うけど、

本人はちゃんと準備したつもり。

 

そもそも「ちゃんと」ってなんだ?

ちゃんと」ってどうすればいいの?って。

 

 

順序立てて、紙に書いて、

一個一個やっていこうとしても、

途中でどこまでやったか分からなくなったり、

頭の中がゴチャゴチャして分からなくなったり。

 

 

薬を飲むことで、頭の中のゴチャゴチャが

少しでも整頓されると、

スッキリしてくるんですよね。

 

 

お母さんから見ると、忘れ物があるうちは、

まだ忘れ物してるじゃんって思うかもしれませんが、

忘れ物が減っているなら、

本人は少し楽なんだと思います。

 

忘れ物をしなくなるには、

まだまだかも知れませんが、

忘れ物が減ったなら、

それは嬉しい事ですね照れ」って。

 

 

なんかさ

忘れ物が「なくなった」と「減った」

似ているようで、全然違うんだね。

 

 

親はどうしても、忘れ物をしなくなるよう望むよね。

忘れ物をしないよう準備するのが「当たり前」なんだから。

でも、息子にはそれは難しくて、

忘れ物をしない日が増えたり、

忘れ物の数が減ったり、

それが息子の心を軽くするなんて

考えもしなかった。

 



授業もそうだ。

授業がちゃんと聞けて、ノートも取れて、

授業内容も分かって・・・

それが薬が効いてるって事だと思ってたけど。

 

気が散る時間が減った。

前より先生の話が聞ける時間が

少し増えた。

いつも頭の中がゴチャゴチャしてたけど、

少しスッキリしてる気がする。

この少しが大事なんだね。

 

 

 

薬は、前回と同じで処方されました。

息子さんには効果があるようなのでって。

 



もう少し長い目で、様子を見るしかないか。



もう受験生ですけどね!滝汗


ゆっくりしてる時間なんてないですけどね!滝汗

 

 

焦らず。焦らず。

とにかく検査結果待ちます。

 

 

 

次のお話↓