旅人算にようやく光が見えてきた。
「解説見れば、言いたいことはわかるよ。その式になるのもわかるよ。」
「でも、知りたいのはそこじゃない。」
「どうやったらその式が思いつくようになるのかが知りたい」
状態であった我が子。
いろいろ試してみた結果、
「”THE旅人算的解法”から離れて比で解く」→「比で解けた問題を、再度旅人算的解法で検討する」
にした方が理解が深まったみたい。
「比で考えたらこうなる。だから旅人算もこの部分の差に注目してたのか〜」
といった納得の仕方で、一歩前進。
この”試行錯誤”。
どうやったらわかるようになるかの試行錯誤をしたのは結局親になってしまったよ。
そもそも、小学生が一人で試行錯誤できるんだろうか。
小学生ができることなんて、せいぜい類似問題を探すことぐらいじゃなかろうか。
(しかもそれは本質的な理解にあまりつながらない)
多くの小学生が一人で解決・完結することができない中学受験算数のレベル感ってどうなんだろうか、と思う。
この表紙のような図を描くことに抵抗がなくなったあたりから、
理解が進んだ感じもする。上手に図が描けなかった問題は、
漢字の筆順練習が如く、親が一緒に描いてあげたよ。