私は2013年から、買ったCDのアーティスト・アルバム名・日付・値段を記しています。
この年から、私の購入速度は劇的に早まり、一年に200枚以上は当たり前になりました。
日々お金に困っているのですが、完全に中毒状態で止められません。
たまに昔買ったCDを見返す度に、最近全然聴いていないな……と思います。
私の音楽の趣向を大まかに書くと、当初はテクノ・ポップ(エレ・ポップ)で、
ニューウェイブの要素も加わり、しばらく日本の歌謡曲を挟み、
60年代のロック、そして現在はプログレなどなど。
どんどんと聴く範囲が広がり、もはや収集がつきません。
あまりにも急激にCDが増えるため、それらを聴くのに忙しくなります。
そうなると、2013年に買ったCDの大半は、ほとんど聴いていない状態になります。
6月25日、私は決断しました。2013年から順を追って聴き返そうと。

6月25日
高橋幸宏 四月の魚 MHCL-794(紙ジャケ) 1月5日
なんと(記録上)最初に買ったアルバムがユキヒロ。しかも微妙なサントラ。
馬鹿にしているわけではありません。なかなか面白い曲が多いです。
高橋幸宏初主演映画「四月の魚」。一体どんなものなのでしょうね。
見たいですけど、見たくないです。

坂本龍一 Sweet Revenge 61680-2(輸入盤) 1月5日
なんと輸入盤です。そんなの買ってどうするという感じですが。
この時期まで私は、YMO関連のアルバムを網羅したいという考えを持っていました。
そのため、リミックスアルバムなどのどうでもいいものばかり買っていた気がします。
今考えると、非常にお金がもったいないです。
売ったところでゴミみたいな価格しか返ってこないでしょうし。
確かこの輸入盤のSweet Revengeには、日本盤にはない曲が入っていました。
残念なのは、「Psychedelic Afternoon」が入っていないことでしょうか。
最初に本作を買ったのは小学六年生の頃でしたが、
「Moving On」のような曲が理解できず、そのままでした。
中学二年のときに「Psychedelic Afternoon」「Same Dream, Same Destination」といった
曲を気に入りましたが、それ以外は特に……といったところです。
久しぶりに聴きましたが、結構曲を覚えていて驚きました。

坂本龍一 Illustrated Musical Encyclopedia DIX CD 34(輸入盤) 1月5日
これは「音楽図鑑」の輸入盤です。
本来は収録されていないシングル「Field Work」「Steppin' Into Asia」を割りこませ、
大幅に曲数を削ったアルバムです。「Self Portrait」も収録されていません。
やっぱり日本盤が一番です。どうしてこんなものを買ったのでしょう。

4.坂本龍一 未来派野郎 35 MD-2015 1月5日
既に1993年に再発されたCDを持っていたのですが、再び購入。
というのも、ジャケット違いだったからです。それだけです。

オーケストラル・マヌヴァーズ・イン・ザ・ダーク ドリーミング (The Best of O.M.D.)
  VJCP-3214 1月5日
この時期までO.M.D.にハマっていました。これはその名残です。
自分は初期の頃が好きだったのですが、結構稚拙な感じですね。
「Electricity」「Enola Gay」なんて、コードを四つしか使っていないのではないでしょうか。
それが悪いわけではないですが。
ただエレ・ポップ~ニューウェイブ界には、O.M.D.よりも酷いグループが沢山いるのです。
まだマシってことですね。
そういえばこれが記録上、最初の洋楽になるんですね。
最初がユキヒロとOMD・・・。まあ始まりはいつも唐突ですね。

ジョン・フォックス メタマティック VJCP-23916 購入日不明
2012年の頃にウルトラヴォックスのヴィエナを聴いて、かなり気に入っていました。
その内、ジョン・フォックスにも興味を持って買ったのがこれです。
全体的に不穏な空気が漂っています。冷たい感じですね。
ただ歌が下手だなと思ったりしました。
本作はたま~に聴きますので、そんなに久しぶりという感じでもありませんでした。

クラフトワーク Ralf und Florian CR 0425-2(輸入盤というかほぼ海賊盤) 購入日不明
初期クラフトワークの中でも、特に好きだったアルバムです。
これが一番テクノしているように聴こえたからです。
「Tanzmusik」とか久しぶりに聴きました。懐かしいです。

ハワード・ジョーンズ かくれんぼ WPCR-75259 1月13日
2013年に買ったアルバムの中では、特に聴いたものの一つです。
モロに80'sといった音ですが、曲は良いですからね。
プロデュースにルパート・ハインが参加していますが、
一体どういう点で貢献していたのでしょうか。
彼のソロを聴いても、ハワード・ジョーンズのような要素はあまり感じられませんし。


6月26日
ウルトラヴォックス ヴィエナ 7243 5 25523 0 6 (輸入盤) 1月13日
ハワード・ジョーンズ「かくれんぼ」と同日に買ったのがこれでした。
2012年の時点で、本作は所持していたのですが、
ボーナス・トラックが聴きたかったので再購入しました。
「Passionate Reply」がYMOの「Cue」にそっくりだと聞いたからでした。

ジャパン 錻力の太鼓 VJCP-3052 1月15日
これは長い間聴いていました。
やっぱり自分はプロフェット5の音が好きなんだなと思わされます。
ジャパンなのにジャケットに毛沢東が映っていますので、
とんだ矛盾だなと最初は思ったものです。
これ以外のジャパンのアルバムはほとんど聴きません。

ピーター・バウマン Phase By Phase CDOVD-464(輸入盤) 1月16日
インターネットでは、当時から異常に高い値段で売られていました。
しかしある中古レコード店で、これが580円で売られていました。
見つけたときは、即座に買ったものでした。

坂本龍一 Soundbytes R2 79075(輸入盤) 1月19日
またこういう、どうでもいいベスト盤を買ってしまうのでした。
アメリカで発売されたベスト盤で、
1982~1986年に坂本さんが発表したアルバムから選曲されています。
しかし、いきなりアルバム「エスペラント」の収録曲から始ます。
この他にも、「Replica」「Slat Dance」「Water Is Life」など、
普通の感覚をしていたらまず選ばないような曲ばかり入っています。
売る気あるんでしょうか、これ。

カルチャー・クラブ カラー・バイ・ナンバーズ VJCP-3042 1月19日
カルチャー・クラブに対しては、どこか見下していたところがあったのですが、
こうして聴き返してみると、聴きやすいアルバムですね。

ノイ! ノイ!2 PCD-93528 1月20日
今までに色々なアルバムを聴いてきましたが、
本作ほどこんなのアリかよと思わされるアルバムはありません。
テープ回転数を変えただけでいくつもヴァージョンを作ったり、
思いっきりブツブツとノイズが入りますし、もう無茶苦茶です。
でもこれがまた良く感じるんですね。ファーストよりも好きです。

テレックス セックス (バーズ&ビーズ) J'M2-93029-200(輸入盤) 1月20日
「L'Amour Toujours」目当てで買いました。
どれも完成度はありますし、いい曲もあるのですが
イマイチ印象に残らずまた聴こうと感じさせない。
これは、やっぱりアクがないところにあるのでしょうか。
ここまで出来るなら、いっそYMOのように闇を仕込ませてもよかったのですが。
とは言っても、テレックスのメンバーを見ると、全然闇を抱えている感じがしませんね。
テレックスはセカンドが一番好きですね。






買って失敗したという記事は、まず見ないとはいえ本人にも失礼です。
その罪滅ぼし(?)ということも兼ねて、正反対のタイトルでいきたいです。


大滝詠一 / Best Always
ノヴェルティとメロディの、二つのタイプの曲をつくる大滝さんですが、
このベストは大抵がメロディタイプとなっています。
今までCD化されたことがないシングルヴァージョンが収録されたりと、
嬉しい点はあったのですが、実際アルバムヴァージョンとそんなに変わりません。

プロコル・ハルム / 青い影
表題曲目当てで買ったのですが、ニ曲目以降がまた良かったです。
最初は「青い影」のような曲がなかったため、こんなものかと思いましたが、
徐々にどれも素晴らしいものと思えるようになりました。
実際「青い影」は本人たちにとっても異質な曲のようです。
オルガンの演奏が見事で、さすがマシュー・フィッシャーです。

ダリル・ホール&ジョン・オーツ / H2O
ひょっとしたら父が持っていたかもしれないと、不安ながらも買いました。
発表が1982年でしたので、まだシンセ・ポップにハマっていた自分は、
ひょっとしたらシンセサイザーがよく使われているかもしれないと
買ったのでした。実際にはそうでもなかったのですが、
曲が良く、ダリル・ホールの歌声も気に入りました。
これを買ったころ(3月)から、自分の音楽趣味は
段々とシンセポップ中心でなくなっていきました。

ジグソー / スカイ・ハイ ベスト・ヒッツ23
「スカイ・ハイ」が聴きたかったのと、安かったのを理由に
買ったのですが、思いの外みんな良い曲でしたので驚きました。
データ好きの私としては、どの曲がどのアルバムに入っているかなどが、
一切書かれていなかったので、少し残念でした。それでも充分満足です。

ベンチャーズ / ウォーク・ドント・ラン
前々からベンチャーズに興味があったため買いました。
ギター二つ、ベース、ドラムというシンプルな演奏ですが、
どれも素晴らしく、親しみのある曲ばかりでした。
ほとんどがカバー曲というのには驚きましたが、
ベンチャーズはどのアルバムもそんな感じでしたので、段々と慣れてきました。

ロジャー・パウエル / エアー・ポケット
テクノ・ポップとしても傑作と聞いていましたし、
ジャケットも好きだったので、前々から気になっていたアルバムでした。
シンセサイザーの音が、どれも自分好みのものでとても満足でした。
ロジャーのボーカル曲もテクノポップとは少し違う作風ですが、
これもまたお気に入りです。

ムーンライダーズ / ドント・トラスト・オーヴァー30
とりあえず買ったという妙な理由でしたが、これが大当たり。
最初は「超C調」「だるい人」「マニアの受難」といった
インパクトのある曲が印象に残りました。
B面はどこか地味な曲ばかりだと考えてしまうほどでした。
しかし聴けば聴くほど、すごいアルバムだとわかりました。
「ボクハナク」「A Frozen Girl, A Boy In Love」
いずれもB面の「地味な曲」なのですが、名曲です。
鈴木博文さん、武川雅寛さんと、
鈴木慶一さん以外の人がボーカルをとっているというのもポイントです。
これをきっかけに本格的にムーンライダーズにハマります。

鈴木博文 / Wan-Gan King
ムーンライダーズ活動中止後、初のソロアルバム。
純粋に興味があったので買ったのですが、どれも良い曲ばかりです。
自分はあまり歌詞を読まない人間なのですが、
鈴木さんの歌詞は素敵だと思います。
このアルバムのおかげで、兄・鈴木慶一さんとの
声の区別がつくようになりました。

ポータブル・ロック / ビギニングス
トニー・マンスフィールド率いる
ニュー・ミュージックそっくりな音の曲があったりするところが印象深いです。
ニューミュージックのような音楽をやっている人は
いそうでいないので、かなり好きで聴いていました。
歌はまだふらついている気もしますが、
この人が後にピチカート・ファイヴのボーカルを務めるのですから、感慨深いです。

ビーチ・ボーイズ / スマイリー・スマイル
          フレンズ
          '85
ビーチ・ボーイズはサーフインUSA、ペット・サウンズという順に買うという、
王道といってもいい買い方でした。
その次が「スマイリー・スマイル」なのですが、
未完成アルバム「スマイル」をなんとか形にした残念なものでした。
しかし私にとっては、こういう変なアルバムも好みです。
その後買った「フレンズ」は曲・コーラスともに良く、
個人的には「トゥデイ」とこれが一番好きです。
1985年に出たアルバムですが、元々彼等は演奏が上手い人達でもないので、
コンピューターでプログラムされた方が良いのかも?と考えたりします。


鈴木慶一とムーンライダース / 火の玉ボーイ
ムーンライダーズ / アマチュア・アカデミー
          アニマル・インデックス
かしぶち哲郎 / リラのホテル
ミオ・フー / ミオ・フー
「ドント・トラスト・オーヴァー30」が、かなりの傑作でしたので、
急ピッチで色々買いました。
今までムーンライダーズ=テクノ寄りだと思っていただけに
「火の玉ボーイ」には驚きましたが、内容が素晴らしかったので
何も問題ありませんでした。駄作の要素がまったくないです。
「リラのホテル」「ミオ・フー」はいずれもムーンライダーズとは
違った作風ですが、この違いもまた気に入りました。

大滝詠一 / ナイアガラ・カレンダー
非常に面白いアルバムでした。
いきなり新年の挨拶から始まるアルバムというのもなかなかないでしょう。
どの曲も個性があり、「カレンダー」に拘らずとも充分なくらいです。


昨年買った多くのCDの中で、買って失敗した、または全然聴いていない
アルバムをここに書きます。
こんなタイトルで記事を書くのも、非常に悪いとは思っていますが、
将来のためにも書いていたいのです。
昔は全然好きじゃなかったアルバムが、
ふとしたときに聴くといきなりお気に入りに変わることもあります。
そんなときにこの記事を見たとき、新たなことに気付けるかも……と
個人的に考えているのです。
当然音楽の好みは人それぞれですので、
この記事をお読みになった人の好きなアルバムが、
ここに載っているかもしれませんので、未熟者の戯言としてお読みください。


ジャックス / ジャックスの世界
全然聴いていません。
「時計をとめて」は気に入ったのですが、どうにも歌が微妙です。
「マリアンヌ」のサビ?の部分は、首を傾げました。
平成生まれの私にとって、これは少々キツイものがあります。
ちなみにこのアルバムは、2015年で最初に買ったアルバムです。
本当は大滝詠一の「Best Always」を新年一発にするつもりだったのですが。

Interiors / Design
バークレー大学出身の四人組みによるグループでしたが、
サックスの沢村満とパーカッションの別当司が脱退し、
デュオになってからのアルバムです。
ファーストアルバムはYENレコードからリリースされ、
ちょうどYENレコードにハマっていた時期だっただけによく聴いていました。
前々から、このセカンドも欲しかったのですが、いざ聴いてみると全然。
音がクリアすぎてなんの感想も残せないのでした。
脱退した二人が、インテリアのサウンドの核を担っていたかというと、
そうでもないですので、急に普通なアルバムになったのは不思議です。
考えてみるとファーストの頃はアマチュアとそう変わりませんが、
セカンドのころになると、ウィンダムヒル唯一の日本人ミュージシャンに
なっているので、そういう環境や本人の心境もあるのかもしれません。
そういえば最近はファーストアルバムも聴いていないような……。

ジューシー・フルーツ / ドリンク
なんだこの歌は?というのが感想でした。
ご機嫌な曲が並びますが、とにかくボーカルがふわふわと浮いている。
これはこれで面白いのですが、全然聴いていないので。

グンジョーガクレヨン / グンジョーガクレヨン
もう一度聴けば何かつかめるものがあると思うのですが、
なかなか聴こうと思えないので。興味はあります。

Scritti Politti / Songs to Remember
前々からわかっていましたが、これと次作とでは全然違うのでした。
あまり内容を覚えていないほどなので、はっきりとは言えないのですが、
"軽い"イメージがありました。それが原因かもしれないです。

EP-4 / Lingua Franca-1
結局、EP-4はシール貼ったり、アルバムの発売延期など、
戦略や境遇が受けているもののようです。
実際にアルバムを聴いてみると、非常にあっさりとしている。
ボーカルがとにかく加工されているということがよく書かれますが、
それもあまり印象に残るものではなかったです。
こういう批評を言ってはいけない雰囲気なのも原因かと。

シネマ / ゴールデン・ベスト
プロデュースは鈴木慶一。大滝詠一さんがコメントを寄せている。
メンバーに松尾清憲、鈴木さえ子らが在籍……と期待していたアルバム。
確かに曲や演奏はよく出来ていて、申し分ないものでした。
しかし「格好良い」を意識しすぎているのか、かえって恥ずかしくも感じたりします。
ディスク2がより顕著に感じました。裏声の使い方になぜか抵抗を感じました。
あとメンバーの写真は時代を感じますね……。

近田春夫 / 天然の美
わざとやっているのでしょうけど、非常にダサい。

ティン・パン・アレー / キャラメル・ママ
書きたくなかったのですけど、しょうがないというか……。
細野さんのアルバムは本当に大傑作でしたので、期待が大きすぎたかもしれません。
当然ながら、演奏は素晴らしいのですが、
ボーカルが弱いのと、収録曲の流れがあまり好みでなかったのです。
しかし「ソバカスのある少女」はかなりの名曲です。
これ一曲だけでも持っている価値があると言っても過言じゃありません。

Milton Nascimento / Milton Nascimento
アルバム自体は好みだったのですが、
ボーナストラックの「トラベシア」の最後の部分に、
くどいくらいシンバルが鳴っているので幻滅しました。
細かいことと思いますが、やっぱりそういうところは大事です。
せっかく名曲なのに、これだとムーンライダーズのカバーの方が
良いみたいな感じになってしまいます (実際良いのですが)。
シンバルの音だけ消したいです。なんとかならないですか。

Little Caesar & The Romans / Memories of Those Oldies But Goodies
一発屋なのは問題ではないです。
気のせいなのかもしれませんが、音程が微妙のような。
あとは何も問題ないのですが……。
そうはいっても、このアルバムがCD化されたことは
今後、なかなか無いことだと思います。

Melon / Deep Cut
数回しか聴いていないので、あれこれ言えないのですが、
結局プラスティック関連がそこまで好きではないのかもしれません。
かと思えばメロンのファーストは嫌いではないですし、まだよくわかりません。

Erasure / Wonderland
最近はめっきりシンセ・ポップを聴く機会が減りました。
中学生のときにこれを聴いたら気に入っただろうに、少し遅かった。
二枚組のを買ってしまったのですが、なかなかディスク2に
手が届きません。どうしようなぁ。


もっとあったような気がしますが、意外と少なかったです。
2015年は音楽の趣味がニューウェーヴから
60~70年代のロックへと変わっていく時期だったので、
個人的にはかなり変わりました。
その分、手探りで色々な音楽に出会えたので、楽しかったです。
今年もそんな感じでしょうけど。
次回は「買って得したアルバム」にします。
中学二、三年生の頃だと思うのですが、
アーバン・ダンスというグループに注目していました。
とうの昔に解散していたグループですが、
ポストYMOと言われ、実際にY.M.O.のグループと面識もあったので、
非常に気になっていたのでした。
当時の私は打ち込みによる人間味のない過激なサウンドが好きで、
アーバン・ダンスはそれに当てはまる音を出していたのでした。
特に「セラミック・ラブ」という曲が好きで、
間奏でインダストリアルの要素が加えられるところは感激したものです。

しかし肝心のアルバムがなかなか手に入りません。
まずすべてのアルバムが廃盤でした。
私は状態が良ければ中古でもいいと考えている人なのですが、
その中古すら出回っていません。
あるとしても高価で、中学生にとっては辛いものでした。
中学三年生のとき、なんとかファーストアルバムを入手しました。
完全に予算オーバーだったということもあり、
手放しで喜べるものではありませんでした。
そして聴きました。全編を通して聴くのは初めてでした。
「ひとコマの雨」「セラミック・ラブ」「ドリーマー」といった曲は好きでしたが、
それ以外は普通に感じました。
80年代の打ち込み音楽ばかり聴いていたので、食傷気味になっていたのでした。
「これは長いこと愛聴するアルバムでもない」というのが感想になってしまいました。

2015年の12月に晴れてアーバン・ダンスのアルバムは再発されました。
一通り聴いた結果は何とも感想し難いものでしたが、
こうやってお求めやすくなったのは嬉しく思いました。
「感想し難い」とは書きましたが、それでも楽しめた点はあります。
まずカセットブックとして発売されたという
「ドリーム・エクスプローラー」は非常に面白く聞くことができました。
ほとんどデモ音源のようですが、案外こっちの方が凝っているように聞こえます。
次にラスト作「トゥー・ハーフ」ですが、主にB面の曲を好んで聴けました。

最近「○○ 1000 シリーズ」というのをよく見かけますね。
値段は1000円~1500円と安価で旧譜をCD化してくれる。
内容の良し悪しに限らず安く手に入りますので、ついつい買いたくなります。
仮に内容が個人的にハズレだったとしても、まあ1000円だし……となりそうです。

そんなシリーズの一つに「パンク1000ベスト・コレクション」があります。
私はパンクはあんまり肌に合わないタイプです。
聴くとしてもマガジン、ワイヤー、ポリス、XTCといったニューウェイヴ寄りのものが多いです。
私の友達で、LINEのプロフィール画像にピストルズの画像を使っている人がいますが、
これは思いっきりパンクですよね。彼にPiLを紹介しても、あんまり聴かないでしょうけど。

そして今日はウルトラヴォックスを購入しました。
私にとってウルトラヴォックス(以下UV)は、テクノポップという認識です。
UVはリーダーが二度変わったバンドですが、二代目のミッジ・ユーロがなじみ深いです。
「テクノポップ」という言葉につられて、「ニュー・ヨーロピアンズ」を聴いたものの、
ギターの音が全面に使われているので、おかしいと思いました。
しかし曲は大変格好良かったので、アルバム「ヴィエナ」を買いました。
当時(2012年)テクノポップ系統でCDを持っていたミュージシャン、バンドは、
YMO、クラフトワーク、OMD、アルファヴィル、デペッシュ・モードくらいでした。
デペッシュ・モードやアルファヴィルなんかは、ただのエレ・ポップですが……。

当時の私はCDを買うとき、輸入盤でも日本盤でもどちらでもよかったのでした。
日本盤であっても、帯の有無はあまり気になりませんでした。
しかし最近は日本盤かつ帯有りでないと気がすまず、
少しCDの購入が難しくなりました。
(日本盤がもともとないアルバムなら輸入盤を買いますが……)

そこで、数ある「パンク1000ベスト・コレクション」の中から、
ウルトラヴォックスのアルバム
「Ultravox!」「Ha! Ha! Ha!」「Systems of Romance」を買ったのでした。
まだリーダーがジョン・フォックスだったときのアルバムです。
システムズ・オブ・ロマンスは既に輸入盤で持っているのですが、
国内盤至上主義になってしまったので、買い替えたのです。
2015年に、HMVでウルトラヴォックスのアルバムが売られ始めたときは、
その内買えばいいと呑気に構えていました。
しかしいつのまにか廃盤になったと知り、急いで買った次第なのです。
急ぎ過ぎたのが原因か、まだ聴いていませんし、開けてもいません。
呑気にイーグルスを聴きながらこれを書いているので、
気分も全然ウルトラヴォックスじゃないんですよね。
近いうちに聴こうと思っています。