更に、打楽器というのは楽器自体の『値段』に対して反応がシビアである。

安い楽器を使えば、扱いは容易だがおもちゃのような音しか出ない。



逆に高い楽器を使えば、非常に扱いづらいものの、マスターすれば何時でも最上級の音を聞かせてくれる。

中高生に目立った打楽器奏者が居ないのもそういったことが由縁だろう。

公立の学校の部活動予算ではとてもじゃないがプロクラスの楽器は買えない。


しょうがないと言えば、しょうがない事ではあるが…。
じゃあ、今。

俺の目の前に居るこの子達どうなんだろう。


木管。

高音木管から低音木管まで、可もなく不可もなく。凡だ。

金管。

同じく。目立った乱れは無い。凡だらけである。

打楽器。

ネックはここだった。


とにかく出す音がもれなく無神経。

打楽器は棒で叩けば音が出る、到って単純な楽器である。

故に奥が深いのだ。


同じ楽団だった同期の打楽器奏者も学生時代は自分の理想とする一発を、そのたった一発を一瞬の出番の為に追い続けたと言う。
いやー。皆さん!
ご覧頂き本当にありがとうございます。
ここはコミックでいう『あとがき』です。
まだまだ終わりませんけどねww

『全国大会への道』は始まったばかりですねぇ。
その場その場の思いつきで話を展開させてるので、正直二日目にして辛いっすwww
とは言っても実話も含まれてますからね!

フィクション→フィクション→実話→フィクション→実話→実話→フィクション
みたいな感じですwww


どこらへんが実話なのかはご想像にお任せしますww


音楽ってのは個人の感性も重要な要素ですから、この小説を通して少しでも本当の音楽に気付いて頂ければ幸いです。

吹奏楽顧問の方は結構ドキっとすることが書いてあると思いますよwww

まぁ所々に音楽業界の現状も織り交ぜようと思ってます。

さぁ、これから敷石拓斗先生はどうなるんでしょう。

自分でもわかりませんがwww
途中でサスペンスとかになったらバカウケですよね。
いや、うけないか…。



なにはともあれ、購読&閲覧ありがとうございます!

楽しみにしてる、と言われるだけで無限にアイディアが湧き出ますので、応援お願いします!!





音野 楽人