サーブとスマッシュが! | 清和風明のブログ

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気弱で不眠症に悩む私の日記替わりのブログ。心のデトックスを目指します。

今日は4月なのに暑い!テニスはナイターレッスンにしよう。

ちょっと情けないけど、バテるのは嫌だと思ったので・・でも、これが正解だった。

 

いつもと違うコーチ。でもこのコーチ、いつも割といい事教えてくれる。

そして、今日も!だった。

 

サーブを打っていたら、「もっと威力のあるボールを打ちたいと思いませんか?」と話しかけてきた。

もちろん!もちろん!

で、私がサーブを打つ時、上腕骨?肩甲骨?(どっちだっけ?以下、肩の骨)があまり動いていないのだという。

じゃあ、どうやって動かす?

ラケットを引くときに、面を後ろに押すように引くこと。手の甲をベースラインと平行になるように引くと肩の骨が動くという。

今までの私は親指がベースラインと平行になるように引いていた。でもこれだと肩の骨はあまり動かないらしい。

 

やってみると、途端にボールに威力が増したサーブになった。

え、凄い!今までで最速サーブじゃないか?

しかも、そんなにムキになって打ったわけでもない。

でも、肩がすごくよく回った感じがするので、気持ちのいいサーブだ。

ちょっと変えただけなのに・・・。こんなことってあるのか?

コーチに魔法をかけられたって感じ。

 

サーブのトスアップは引いてからの方がいいかもと。

確かに! 

さらに、「スマッシュも同じ要領で変えるといいよ」と言われた。

そうそう、私スマッシュも苦手なんだよ~。

え?同じ要領って???
 

聞きそびれてしまったけれど、スクール生15-6人いる中で私ばっかりコーチと会話してるのも申し訳なくて、今はよそう、後で聞こう、と心に決めた。

 

他のスクール生もなんとなく私とコーチのやり取りに気になっている様子が伝わってくる。

サービス練習が終わった後、マッチ練習を行い、スクールは終了した。

コーチに「(マッチ)どうでしたか?」と聞かれ、

「今までよりサービスエースが取れた。でも、ダブルフォルトもやっちゃった。とにかく、サーブが今までと同じ力の加え方なのに、今までよりずっと速く打てるようになった。」と答えた。

「あとは練習で調整すればいいと思いますよ。」と。

そうだね。なんだか目の前が明るくなった感じ。

 

ここで、私はコーチにスマッシュもどうすればいいか聞いてみた。

そして、驚くことを言われた。

「テイクバックはラケット面を自分の右側に90度向けること。」

「肘は肩と同じ高さにして(下げないように)」

そうすれば、肩が開く(動く)

「その後は左肩を動かさずに右肘を前に持ってきて打点を見ながら打つだけ。」

 

なるほど。

これまでの私はスマッシュも肩をあまり動かさずに打っていたことがよくわかった。

だから力を入れているわりに妙に詰まった感じで打っていることが多かったんだ・・・。

 

そして、じゃあ、バックのスライスはどうやって打つか?って話になり、

「スライスも肩を動かすようにテイクバックしているか、確認しましょう。」

私はただ普通にテイクバックしていたので、案の定、肩が動いていない。直したほうがいいとのこと。

(今までそんなことを気にしたことも疑問に思ったこともなかったのに!)

 

バックのスライスは右の手のひらを上に向けるようにしてテイクバックする。

え?手のひらを上?はあ?

そうすると自然に上腕が体に密着する。

そのあとで、ラケットヘッドを上げてインパクトに入れば、後方の打点でも前方の打点でも対応できるということらしい。

 

打つ前に肩を動かすことで、可動域が広がるんだとか。

つまり、ブレに対応できるということだ。

できれば4テンポで打つといいらしい。

(通常は3テンポにしてしまうけれど・・・)、

引いて、上げて、ためて、打つで4テンポ。

 

私のスライスは、見よう見まねで覚えた「なんちゃってスライス」なんだよなと常日頃思っていたけれど。

こうまじまじ欠点を指摘されると、眉唾的だ。

 

今まで一切指摘されたことのなかった自分の欠点。

でも、とっても腑に落ちる。

いやあ、いっくら練習しても自分では気づけなかっただろう。

 

ちなみにこのレッスン、初級コースです。

 

今日初めて参加したらしい女性に改善サーブで拍手されちゃった。

数年後に振り返ったとき、なんとも思い出深いレッスンになるだろうな。

 

ここのテニスクラブは5人コーチがいる。

今日のコーチはおそらく一番人気のないコーチだ。

でも、意外といろんなことをよく知っているし、的確なアドバイスをくれる。

 

おそらく、普段の説明がちょっと早口で単調に話すのと、対象が初心者なので、たいして伝わっていないんだろうな・・・。

実は中~上級者コースで教えたほうが彼は合っているのかもしれない。

いつか、さりげなく、クラブの社長に伝えよう。