流れが変わるとき | 清和風明のブログ

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気弱で不眠症に悩む私の日記替わりのブログ。心のデトックスを目指します。

テニスをしていて思うのは、試合の流れが変わるときって、大きな失敗をした時だ。

大きな失敗とは、やってはいけないミス。

具体的に言えば、自分の方が押していて、相手からやっとのことで返ってくるショートボールをネットにひっかけたりすること。

 

こういうことをすると、自分が次も攻めていいのかわからなくなってくる。

せっかくいいボールを打っても、逆効果なのだから、どうすりゃいいの?ってことになる。

そうして迷っているうちに相手がどんどんポイントを重ねていき、流れが変わってしまったと認識するのだ。

 

間違った攻め方をすると流れが変わる。

これって、世の中の出来事も同じだろうな・・・。

 

ところで、「相手からやっとのことで返ってくるショートボール」の処理って意外と難しいものだ。

まずはいつもの打点で打てないこと。打点といっても高さのことではなく、コートを上から見た時の自分の立ち位置がベースラインから離れているということ。

いつもはベースライン前後1~2歩のところで打っているけれど、これはショートボールなので、いつもと同じように打ったらアウトする可能性もある。

だから、少し打点を高くしてレベルスイングして打ち込んでいくか、スライスを掛けてアンダースピンをかけるか、あるいはそっと返すかといった対策をしないといけない。

たぶん、最初の打点を高くしてレベルスイングするのがベストだろうけれど、これがなかなか難しいのだ。

上級者はこれがきちんとできている。だから試合で勝てる。

では、中級者以下はどうすればいいか。

高い打点のレベルスイングはやめて、スライスで返すか、そっと返すかのどちらかを選択する。

スライスを打てない人はそっと返すのが賢明だろう。

ただ、スライスもそっと返す場合も延々ラリーが続くことを覚悟しなければいけない。

つまり、自分からの攻撃を極力避けて、どちらかといえばミスを誘うテニスに徹すること。

それはそれで一つの作戦で徹底すれば中級者の中では勝っていける。

 

とにかくテニスは自分からミスしたら負けるスポーツなのだ。

他の競技以上にそこがシビア。

レスリングのように自分から攻撃しないでいると失点するなんてことはない。

守りまくって勝つというのもアリなのだ。

 

流れを引き戻したいときは、相手と同じようにプレイすること。

自分から下手な攻撃は避け、相手の出方を待つことだ。

とにかく打ち続けて相手のミスを待つ。

いわゆる持久戦にもちこむということで、繰り返しになるけれど、今の世界情勢(ウクライナ侵攻)と全く同じだ。

ロシアは間違えたよね。焦って無理な攻撃を仕掛けてしまった。

おかげで世の中の流れ(NATO)が大きく変わりそうだ。

 

日本国内の動きも大きく変わりそう。

リニアの工事が本格化。これがいいかどうかは別。ウィズ・コロナの生活でオンライン会議が浸透しつつある中で、リニアは必要なのかな?

円安が進む。もう当分は円高にはならなそうだな。日本の競争力って、かなり弱いかも。

日本人の多くが正社員で働いていないから、そういうことに気がついていないだけ。

 

今こそ冷静な判断が求められるな。