1DayモデリングT製作会アンケート結果纏め その2(完成の判断基準について) | 1dayモデリング他模型イベント告知

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どこまでが完成かの基準の考え方について

前の記事ではどこまでを完了としてきたかをまとめました。
それでは、これからはその完成度の判断に至った基準についてを
纏めていきます。

 ※アンケート時にこの項目でIDを併記する旨の了承を得ていなかった

  ため、ここでは全て匿名で記載します。


最初から核心というべきものを頂きました。

 ・延長してでも“ここ迄やる”と決めた所までが完成。
  実はキット選びの時点で出来る出来ないは決まってるかも!


  主宰の立場としては「1日の限られた時間内で模型を

  完成させるイベント」なので最初から完全に無視は

  ちょっと困りますが、基本的には
 ・どこまでをこの会での完成とするか
 ・時間内に完成可能なキット、行う工程をどう選ぶか
   の2点の設定をどうするかがポイントになります。

では回答から傾向と考え方について見ていきます。

1.ライブ感覚でのびのびと楽しむ
  
 小難しく書きましたが、実際には
 積みから選んだり、時間あるしやってみようか、と
 ご参加の方はかなり多いかと思います。
 「模型を楽しむ」のが趣旨なので、これも良い

   基準かと思います。

  ・その都度キットによって変え、自分で納得できるまで
  ・その時の気分次第
  ・一通り形になるまで(細部パーツは省略する場合あり)
  ・人に完成したよって見せられるレベル


2.締め切り重視で臨機応変に
  加えて時間内にどこまでやるかを
  加味した1Dayモデリングならではの遊び方です。

  ・終了時間までの残り時間と進み具合次第でパチ組or部分塗装か決定
  ・自分で設定した所まで。

  ・時間に合わせて行う事を先に決めています。
   それが出来れば完成としています。
   基本的にそれ以上の事は1day中に手を付けません。


3.完成度合をあらかじめ決めて製作
  ここからはさらに突き詰めて、キットを事前に確認した上で、
  ここまでなら出来そうかな?と判断してから臨むパターンです。

  ・キットの大きさやスケール・内容にも左右されるとは思いますが、

        個人的には説明書通りに組んだら完成と考えます。

  ・キットのボリュームで判断
  ・キットの元イメージ。こんな感じという記憶のイメージに近づけたか。
  ・難しくは考えず、全体が組めて、塗装出来ていれば完成と考えています。
  ・キット素組みで完成です
  ・とりあえず形にして目立たないところの塗装は省略しながら

         それっぽく見えるまで
  ・本体が完成したくらい。最悪武器は無し
  ・基本的には仮組みだけするスタイルにしている。
   部分塗装で仕上げた際は、トップコートは吹かない、デカールや

         シール貼りまでを完成とした。

  ・組み立て完了を完成としてます。

  ・素組完了 はたまた、途中でも自分が満足したとき
  (嫌な気持ちで終わらないように満足したときにやめたこともあります)

   →★この発想はとても大事で、楽しく終わるのが一番です!

4.完成を塗装までとする場合
  加えて、塗装済み完了の基準も頂きました。

  ・当初の構想を実現するまで。たいていは全塗装か、それに見劣りしない

         部分塗装
  ・継ぎ目消し、全塗装までで完成としています。
   (たまに継ぎ目消し→仮組みまでの場合もありました)
  ・塗装まで完了したら(墨入れとかは今はしてない、デカールは貼る)
  ・塗装してデカールまで。
  ・全塗装の終了(+デカール貼り)まで。

  ・基本塗装まで。細部スミ入れ(大まかなスミ入れはやります)や、

         日中撮影は翌日に回してます

  ・基本的に何でも全塗装
  ・ウェザリング
  ・塗装完了まで。エッチングパーツは別腹

  ・メインの本体を組み上げれば、ひとまず完成。基本塗装が終わることを

         目標にしています。
  ・全塗装まで

  ・ポージングを楽しむものは部分塗装まで、展示会に置くものは全塗装まで

  ・研ぎ出しまで
  ・組み上げ、部分塗装をし、デカールを貼り、スミ入れをするまでです。
  ・全塗装まで。できればデカールまで貼りたい。ウェザリングまでは難しい。
  ・全塗装・スミ入れ・トップコートまででひとまず完成。

         ウェザリングは余力次第。
  ・本体の基礎塗装まで終われば一応の完成としています。


5.工程の最適化までを考えてゴールを決める
   実体験を元の細かく記載頂きましたのでご紹介します。

  ・自分の場合、最初はトップコートを吹くまでを完成の基準と考えてしまい、
   延長になったり、間に合わなくなることを繰り返しました。
   最近はようやくサブゴールでブレーキを踏む事が出来つつあります。
   また、省略可能な工程は無いだろうか?と色々考えるようになりました。


6.キット選びの基準、取捨選択
  どこまでやるかを検討した上で、時間内に完成するための

      キット選び、完成ラインの基準に関してもどう考えて

      いるか投稿頂きました。

  ・ガンプラがメインなので、本体+主武装は最低限必要かと思います。
  ・HGかREの簡単そうなキットを選んでいます。

         MGも古めのだとランナー数が少ないのでトライしてみるかと思います。
  ・最近出たHGキットなら工作少ないので全塗装で完成にしてます。
  ・HGのみを作るようにしてます。
   これ以上大きいと時間が足りないのとあまり集中力がないので

         間に合わないです笑
  ・工程による。
       ガンプラならパチ組みで、塗装ありのスケールモデルなら塗装するまで。
     どちらかと言うと目標を立ててそれをゴールとして目指す。
  ・1/700を素組み・全塗装まできっちり 墨入れなし 

         間に合わなさそうならボート・偵察機は組まない
  ・私は手が遅いので、HGUCやスケールモデルの仮組としての

         組立完成、簡単フィニッシュ。
   メカコレ系や小型キット(1/700艦船やタミヤ1/48MM、

         アオシマ楽プラなど)を
   チョイディテールアップにサックリ部分塗装して完成のどちらかが

         多いです。
  ・飛行機模型ではデカールを貼るところまで。
   ただし自分の作業としては完成ではない。
   1dayモデリングでは完成とする理由は、一晩乾燥させてから

         クリアー塗装したいため。 
   また、作業としても区切りが良いため。

         延長すれば翌日完成できるので時間があるときは頑張る。
  ・飛行機やキャラクターモノの武装やカーモデルなら

         オプションパーツは無くてもよし、
   本体が塗装まで含めて全ての部品が着けば完成にしています
   ガンプラ(パチ組み)
   AFV(未塗装組み立てのみ)
   カーモデル(全塗装したいけど1日じゃ絶対終わらない)

  ・艦船の場合:1/700の駆逐艦サイズ以下に限定。

                          全塗装とウォッシングまで、余力があれば張線
   他のジャンル:明らかにパーツ数が多く1Dayじゃ収まらない

                             物には手を出しません。
   私の場合、月1の土曜日は丸一日プラモに集中していい日と、

         家族の理解があって参加できているので
       「絶対に1Dayで収める」のが大前提です。
   キット選びはかなり慎重にしているつもりです。

   →きちんと収まるようなキットを選択して臨む姿勢。

    素晴らしいですね。     

  ・ガンプラのHGやMGなら素組でも完成で良いと思います。
  ・時間内に無理なく塗装までいく大きさとパーツ数。
   旧キット、ミニスケールが手ごろ🙆

  ・毎回テーマを決めて(ビネット作りたい、全塗装したいなど)

        そこまで時間内にたどり着くよう、
   自分のハンドスピードを考えたうえで作るキットを選んでます。
   ただ、どうしてもこれをここまで作りたいからと始める前から

         延長前提でキットを選んだことも何度かあります。

〇纏め 

 事前にキット、ジャンルの難易度から、どこまでなら出来る、

   出来ないを判断して、製作工程を決めている。
 と言う考え方になります。

次はその決めた完成に向けて、実際の製作に際して工夫している事、
意識している事をまとめていきます。