第9話 子供のくせに母親に助言
私の母親はとても社交的で、我が家にはしょっちゅうお客様が来ていました。
リビングや、キッチンや、食器などにも、凝っていて、お洒落にしていましたので、
ますます、人が集まるようになっていました。
お客様達は、我が家に来ると、口を揃えて
・居心地が良い
・喫茶店に来ているみたい
と言っていました!
子供である私と弟(私には弟が1人います。)は、その間は、隣りの部屋で、テレビを見ていました。
つまり、そのお客様とお話しをしたり、一緒に同席しているわけでもありませんでした。
しかし、特に、初めて来るお客様に対しては、その方が帰った後に、必ず母親に一言、
その人について助言をしていたのです。
例えば・・・
「お母さん、あの人、見た目はすごく良い人そうに見えるけれど、人間関係でトラブルを起こす人だから気をつけたほうがいいよ!」
とか、
「あの人、色気ムンムンに見えるかもしれないけれど、実際の性格はすごくさっぱりして男性みたいだよ!」
とか、
「あの人、口は、悪いけれど、すごくお母さんのことが好きだから、大切にした方がいいよ!」
とか、
「あの人、旦那さんとうまくいってないから、これからも連絡が来ると思うよ!」
とか、
「あの人、すごく働き者のように見えるけれど、本当はすごく怠け者だから、物を頼まない方がいいよ!
などなど、そんな一言メッセージを残していたそうです。
実際に、私もそう感じる時の記憶は良く覚えていて、その人の周りのオーラから、情報を感じていたり、映像が見えたりしていたのでした。
お母さんが、気をつけない人の時は、ダメダメ。あの人は、ダメ。など声が聞こえました。