今回は新型魚探「FCV628」の専用ケースを自作していきます。
ちなみに魚探ケースを使うのには多くの理由があり、まず運搬中の車内や準備の時、ボート上などで物理的に守ってくれますし、雨や海水の直撃も防いでくれます。
ま~色々言いましたが要するに一言で言ってしまえば魚探を保護する為です(笑)
まず用意するのはコチラ!
カインズホームで1000円くらいで売っている保存容器?巨大タッパー?ミニ米びつ?です。
実際には他のお店で買ったデカいタッパーやプラスチックのボックスなども試しましたが、このカインズホームの保存容器が最もベストなサイズで、材質も加工しやすく強度も十分にあるので魚探ケースの素材として使う事にしました。
実際に入れるとこんな感じで、縦横のサイズもちょうど良く奥行きも十分にあります。
実はこの奥行きがミソで、上下左右のサイズにばかり気を取られていると後々 後部に振動子などの配線を付けた時に魚探裏の配線のスペースが足りなくなります。
100均などでも丁度いいサイズのケースはあったのですが、奥行きが足りませんでした。
実物を見るとこのタッパーはFCV628の為に作られたのでは?と思ってしまうほど完璧な寸法です。
まずは取り付け用の台座部分の台紙を作ります。
今回はプラ板で台紙を作って、2mm厚のアルミ板で台紙と同じ物を作ります。
プラスチックのケースに何キロもある魚探を取り付けると、どうしても台座のネジ止め部分の強度が足りなくなるのでアルミ板を間にかませる事で強度を出します。
今回はそのアルミ板にボルトを付けてボートへの固定用金具としても使います。
ノコギリを使って台座が付く下部分の取っ手を取り、ヤスリがけして平らに均します。
そして4つのネジ穴と中心部の固定用ボルトの穴を掘ります。
今日も安定の邪魔者(笑)
何でわざわざ作業している近くに来て寝ているのか?
作っておいた補強用の2mm厚のアルミ板にネジ穴を掘って真ん中にボルトを付けます。
タッパーの背面に付いている凹凸を木工ヤスリや鉄鋼ヤスリで削ります。
背面の真中部分を切り抜いて配線接続用の窓を作ります。
このタッパーには糸ノコが入らなかったのでジグソーを使って切断しました。
内側に黒い耐水耐候テープを貼ります。
透明なままでも良いのですが、私は魚探の画面に光が入るのが嫌なので、歴代の自作魚探ケースも同じ様に黒くしています。
魚探の台座を付けます。
取り付け時にアルミの補強用板を間に咬ませます。
この真中の長いボルトでボートのステーに取り付けます。
ボートに仮付けするとこんな感じで思った通りの出来です。
背面の切り抜いた部分に耐水耐候テープでプラ板を付けます。
縁にマジックテープを付けてキチンと蓋が閉まるようにします。
魚探を取り付けて周りも耐水耐候テープで仕上げたら完成です。
完成品をボートに取り付けましたが完璧な出来です!
もはや11fのカートップ艇に付いている計器と装備ではありませんね!しかも実釣時にはガーミンのハンディーGPSも付きますから
そしてコレがタッパーにこだわった理由です。
蓋を付けると運搬時に画面と本体の保護が出来て積み重ねる事も出来る優れものです♪
魚探を物理的に保護できると安心感が違います。
それでは今回の記事はコレでおしまいです。
そして実はこの魚探を買ったのもこの魚探ケースを作ったのも数週間前なんですよね・・・・
休日は作業をして平日は仕事をしてでブログを書いている時間がない(汗)
実際の作業に対して記事がどんどん遅れています(汗)
とは言え後の大きな作業は新型ウェーブガード制作や振動子の取り付けぐらいなのでゴールデンウィークの釣行開始までには帳尻が合うでしょう。
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