まずはアンカーなどを船体に装備する際に使っているアルミの棒づくりです。
鉄ノコで9mmのアルミ丸棒を切ったら切断面を磨いて両端に3.5mmの穴を掘ります。
丸棒にキレイに簡単に穴を掘る時のコツは事前にヤスリで穴を掘る部分に傷をつけて平らにしておくことです。
この部分にドリルの刃を当てて掘るとドリルの歯が滑らず楽に掘れます。
Rピンに紐をつけて完成です。
今回はアンカー用2本と表差し舵や航海灯用3本を制作しました。
次は船外機です。
イジるのはこの部品です。
確かエアインテークサイレンサーとか言う名前だったと思います。
キャブに付いているエアクリーナーみたいなやつですね。
でもエアクリーナーとしては何の役にもたっていませんしサイレンサーの名前の通り消音器だとしても たいして静かになりませんし・・・・
そもそもこんな物付いていなくても普通にエンジンが動きますしトップカバーを被せればエンジンの音量も変わりません・・・・
ゴミは入り放題!排水口もないので船外機を洗った時に水が入れば全部キャブの中に流れ込んでいくという謎仕様(笑)
ま~ウォーターハンマーでエンジンブローなんて事にはそうそうならないと思いますが、このパーツのせいでキャブの吸気口から水が入る可能性は大いにあります。
・・・・本当にこのパーツって必要ですか?
って事で自分なりに改造してみようかという感じです。
現在付いている物はネジ穴が破損していて新しい部品を発注する予定なので試作品ということで改造してからしばらく使ってみようと思います。
ちなみにコレやったのも前の持ち主・・・・手元に船外機が来た時点で割れてましたから・・・ほんとヤフオク怖い・・・・
たぶんネジを締め過ぎて樹脂の部品が変形・破損となったんでしょうね・・・
まずは吸気口の開口部を切って広げます。
純正は何故か半分閉じているので全開にします。
更に排水できるようにキャブの吸気口付近の最下部に13mmの穴を掘ります。
100均で買ったステンレス製の網の目が細かい「アク取り」を使ってキチンとエアクリーナーとして使えるようにします。
まずはステンレスの網の部分をハサミで切って外します。
網の形を整えて開口部と排水用の穴に合うようにします。
次にエアインテークサイレンサーの破損部分を補修します。
エポキシやシリコンを充填して硬化、整形を繰り返して元の形に戻していきます。
同時進行でエポキシを使ってステンレスの網を本体に接着していきます。
網の接着時にはテープで仮止めをしながら作業をします。
そしてコレが完成品です。
中々イイ感じですね~♪
ほとんど無意味だった純正品のエアインテークサイレンサーがエアクリーナーとしての役目を果たす上に下部からの排水も出来るのでウォーターハンマーの心配も減りました。
破損部分もココまで修復しました。
少々見栄えは悪いですが、新しいエアインテークサイレンサーを買うまでのツナギでありエアクリーナーの試作品なので見た目は気にしない方向で・・・・
これで調子が良ければ新しく買うパーツも同じ様に改造します。
もちろん見栄えも良くしますよ(笑)
ちなみにエンジン音の方はトップカバーを外している時の音量が気持ち大きくなりましたが気になる程のものではなく、トップカバーを被せれば元通りの音量です。
次回は更に船外機をイジっていきますのでお楽しみに♪
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