それでは早速 自作したケージと作る過程を記事にしていきます。
とは言っても60cmの水槽に蓋を作るだけですが・・・・
まず15mm角の木の棒を買ってきて、61cm4本 28cmを4本用意します。
のこぎりで切った後には木工用ヤスリで面取りをして磨いておきます。
これらを組んで釘で繋げたら水槽上部の枠の完成です。
同じものをもう1セット作ります。
枠の上に60cmX40cmのバーベキュー用の網を乗せて、枠の大きさに合わせてワイヤーカッターで切ります。
長く使うものなので網や枠に塗装をしておきます。
木の枠X2と枠のサイズに合わせた網です。
今回はつや消しのブラックで塗装しました。
次に網と枠の一部を切り取ります。
この切り取った部分は電熱などの配線を通す部分です。
写真では3マス分切っていますが、最終的に5マス切りました。
枠と網を重ねて位置を確認したらタッカーで止めていきます。
タッカーの針はキチンと刺さらない事があるので、ヤスリやマイナスドライバーと金槌でキチンと打ち込みます。
幅19mmのアルミアングルでこの様な部品を作ります。
水槽の前部分が一つと左右に各一個です。
背面には幅15mmのアルミの平板を付けます。
端が三角なのはこの様に組むためです。
こちらの溝は金具を付けるスペースです。
水槽のフチに両面テープを付けて枠の一つを取り付けて仮止めします。
網の付いている枠にもアルミアングルを両面テープで貼り付けて仮止めします。
前と左右には19mmのアルミアングルで背面部分の上部には幅15mmのアルミ平板を使いました。
この様なブラックのホットグルーを使って水槽本体の枠と 網の付いている部分の枠の隙間や接点を接着したり、充填して隙間を埋めたりします。
こうして隙間をなくして強度を上げていきます。
次は背面に丁番を付けて網の付いた枠と水槽本体に取り付けた2つの枠を合体させます。
前面のアルミアングルにパッチン金具を取り付けます。
100均の隙間止めをパッキン代わりに貼って蓋の隙間をなくします
次に幅15mm~20mmのスポンジゴムを用意します。
コレを加工して背面の配線を通す部分の隙間を塞ぎます。
こうして切れ目を入れて配線の通るスペースを確保します。
配線用の隙間に通すとこの通りです。
最後に「3Dスクリーン・アマゾン」を貼っていきます。
この様に四つ角と真ん中あたりの6点ぐらいに小さく切った両面テープを貼ってスクリーンを貼り付けます。
今回使ったのは背の低いタイプの水槽なので貼った後にカッターで余分な所を切っていきます。
車のスモークを貼るように作業する方法もありますが、面倒なので両面テープ(笑)
剥がした後に粘着が残ってもガラスなのでシンナーで拭き取れば綺麗になりますしね。
そしてこちらが完成品です!
中々に立派なケージが完成しました♪
制作費用は
水槽が2700円で
枠の15mm角の木が4本で450円
塗装用ラッカー200円
60X40のバーベキュー網が700円
丁番が100均で200円
パッチン金具が3個で700円
ホットグルー黒が100均で200円
3Dスクリーン・アマゾンが400円
合計 5550円 です!
う~ん安いのか高いのか良く分からない??
プラスチック製の虫かごの「大きい飼育ケース(特大) panorama ビッグ」が4700円
本格派の「ジェックス エキゾテラ グラステラリウム 6030」が15800円
という事を考えると自作でもガラス水槽で専用設計になっているなら安い方ではないかと思います。
今回はケージ製作の記事でしたが、次からは水槽の保温器具の設置に取り掛かっていきます。
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