長々とやってきた船外機のオーバーパワー申請と沿岸区域追加の記事も最後になります。
昨日JCIから新しい船検証と船検手帳が届きました。
郵送した耐久試験の書類が月曜日にJCIに届いて、火曜日には船検証と船検手帳が手元に届く・・・・・・・
さすがJCI!仕事が早い!
何か検査やらの度に同じ事を言っているような気がします(笑)
JCIの検査員さんありがとうございました。
更に手続き中はJCI に書類が届いた時などに都度 電話で連絡を頂いたのでとても安心できました。
ただ書類(船検証)が届く時は、その都度 着払いで届くので地味に痛い・・・・・・・
私の場合は850円取られます。
今回の手続きでは2回着払いで届いたので1700円もかかりました。
私の住む長野県のようにJCIの出張検査を受ける県の方は注意して下さい。
そして・・・・・・
コチラが新しい船検証です!
ここまで色々とお金や時間がかかって苦労しただけに嬉しい~♪
コレで大手を振って走り回れます!
航行可能区域もシッカリと沿岸区域になっています。
今までの限定沿海(沖に3海里・岸に沿って5海里)の時と同じ様に「沿海区域」と大きく表記されていますが、記載されている内容が「海岸から5海里以内の水域」となっており、今までの「安全な出船地点から沖に3海里・岸に沿って5海里・コレを越えない範囲で最大速力で往復2時間以内」といった制限がなくなっています。
これでマイボートで日本一周の旅ができるようになりました(笑)
更にエレキも登録していて夜間航行も可能!ヤマハの8馬力も交互使用の主機として残しています。
ちなみに夜間航行の可否は船検証の「その他の航行上の条件」という項目でわかります。
この様に夜間航行可能な場合はこの部分に何の記載もなく横棒が引いてあります。
夜間航行が出来ない場合はこの部分に「日の出から日没までの間のみ航行可能」といった感じの一文があります。
出来れば夜間航行OKならOKで「夜間航行可能」といった一文を入れてもらえると分かりやすいんですが・・・・・
ちなみに船舶免許を持っている方なら当然知っている豆知識ですが、この船舶検査証書における「日の出から日没まで」とは「明るくなってから暗くなるまで」ではなく気象庁が発表している「日の出と日の入り」の時間が基準になります。
これらの「日の出日の入り」の情報は日本気象協会HPやヤフー天気などで目にした事があると思います。
例えばの話 ・ その日が「曇り」でまだ辺りが暗かったとしても気象庁発表の日の出の時間を過ぎていれば夜間航行を取っていなくても法律上は問題ない訳です。
逆に私の経験上 時期にもよりますが、ほとんどの船長さんが辺りが明るくなってくると出船していきます。
もちろん私もそれくらいのタイミングで出船します。
しかし時期にもよりますが実際には正式な日の出の時間の20分前くらいには空が白んで明るくなってきます。
つまり明るくなってきたから出船 イコール 法律的にはアウトなわけです。
とはいえ海上保安庁もその程度の事で検挙したりはしないと思いますし、そもそもそんな早い時間に海保の巡視艇を見た事もありませんし捕まったという話も聞いた事がありません。
ま~言ってみれば「法律上は良くないけれど余程の事がない限り基本的には誰もその事を咎めない」といった話です。
(とは言っても法律上アウトなものはアウトなので、万が一検挙されたとしても自己責任です。)
速度制限については検査手帳に「13.5ノットでの使用を許可」とチラッと書いてありますが色々書いてある中にあるので、よく見ないとわかりません。
そして船外機に貼る注意書きのステッカーが同封されていました。
以前8馬力でオーバーパワー申請した時と似たような物です。
このステッカーは船外機のトップカバーかハンドルに貼ります。
コレでようやくすべてが終わり、鬼に金棒!虎に翼・状態(笑)
ボートの馬力UPや沿岸区域追加に興味のある方は私のブログトップのテーマにある「船舶免許+検査」の項目から過去の記事を参考にしてみて下さい。
そして早速 今週末に釣行に行く予定なのですが、何やら天気が安定しない・・・・・予報が雨になったり晴れになったり・・・・・・
予想天気図を見ると数日後には梅雨前線みたいなものが太平洋に出現している。
もう そんな時期ですか・・・・・・せっかく馬力UPしたのに釣りに行けない日が続きそうな予感・・・・・・
とりあえず今週末は行けるようなら釣りに行ってきます!!
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