自作エクステンションクラッチ | 太公望が魚を求めて海へ山へ

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- たぬき丸の釣行記 -

皆さんGWはどう過ごされましたか?

私の住む地域に近い海はGW中大荒れで釣りには行けませんでした。

日曜日は辛うじて釣りもできそうでしたが、GW最終日に海に行って疲れるのもアレなので家にいました。

ま~右腕が痛いというのもあるんですが・・・・・・

 

そんな私は今日も新しく手に入れたトーハツ2st9.8馬力を改造します。

 

取り敢えずはエクステンションクラッチを作ります。

(実はスタビライザーより先に作っていたのですが、記事にするのが後になってしまいました。)

 

 

 

 

 

 

 

この船外機はヤマハのようにシフトレバーの横にネジ穴がないので持ち手を利用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

この様に幅20mm厚さ3mmのアルミ平板の持ち手と同じ位置に5mmの穴を掘ります。

 

 

 

 

 

 

 

シフトレバーに対して丁度いい位置に印を付けて、鉄ノコで切ってからL字に曲げて電ドリで4mmの穴を開けます。

金属加工をした際はヤスリによる面取りバリ取りも忘れずに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ長さでL字に曲げた部分の長いパーツをもう一つ作ります。

 

 

 

 

 

 

ハンドル取り付け部分の穴は2つの部品を重ねてテープで止めるとピッタリの穴が開けられます。

L字に曲げた部分の穴は持ち手のハンドルの厚さ分だけずらします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

持ち手のハンドルを挟むように上下に付けます。

ネジは緩み止めをたっぷり付けて緩んだり外れたりしないようにします。

こうして二重にする事で強度を確保しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

次にクラッチのハンドル部分ですが、20mmX15mmのアルミ角パイプを適当な長さに切ります。

下になる方に5mmの穴を掘ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで取り付けるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

本体のクラッチレバーにネジを付けます

 

 

 

 

 

 

 

幅15mm厚さ3mmのアルミ平板の端に5mmの穴を掘ります。

その穴に本体のクラッチレバーから出ているネジを挿して、エクステンションクラッチのハンドルとの長さを決めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

長さを決めたらマジックで印をつけてカット&穴あけをします

 

 

 

 

 

 

 

仮に組付けるとこんな感じです

そして気をつけることが一つあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このクラッチとレバーを繋ぐ横棒をエクステンションクラッチのハンドルの下の方に付けすぎると、クラッチを前進に入れた時に横棒が下がり、下のステーに干渉するのである程度余裕を持って上の方に付けます。

 

 

 

 

 

 

 

次に内径4mm外経5mmのアルミパイプを各部のパーツに合わせてカットして、4mmのネジに被せる事で回転を良くします。

このパーツを付ける際に4mmワッシャーを付けることで、ネジで締めても各部がアルミパイプ分の余裕(隙間)ができるので、スムーズに可動します。

このパーツを付けずにネジを締めると各可動部が固くなって動かなくなるので注意が必要です。

ちなみにこのアルミパイプが長すぎてもガタツキの原因になるので最適な長さにカットして付けて下さい。

少々長すぎる場合は木工用ヤスリなどで削ると簡単に長さ調整ができます。

 

そして取り付けの際に注意したいのですが、普通のナットを付けると船外機の振動で外れてくるので、弛み止めのナイロンナットを付けて対策をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてコレが各パーツを取り付けたものです。

完成後にエクステンションクラッチのハンドル部分にゴムスポンジを被せました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中立

 

 

 

 

 

 

 

前進

 

 

 

 

 

 

 

後進

 

 

 

完璧です!!

 

 

 

 

 

更にその後パーツを足してレバーを両側で保持するように手を加えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ついでに持ち手を持っても痛くならないようにスポンジシートを巻きました。

 

コレで自作エクステンションクラッチは完成です♪

ガタツキもなく完璧な仕上がりです♪

 


 

 

 

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