メタルジグの強化 | 太公望が魚を求めて海へ山へ

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- たぬき丸の釣行記 -

昨日の夜に届いた「ジグパラ・バーチカル80g」 いい感じです
このクオリティーで670円は素晴らしいと思います





それでは今週末も先週に続きジグをいじっていきます。

今日は先週塗装した100均ジグとタックルボックスのジグをウレタン塗料にドブ漬けして、表面のクリアーの層を厚くしていきます。

メタルジグは海底の岩にぶつかったり、フックが擦れたりして傷が付きやすいのですが、ちょっと一手間加えるだけで塗装が剥がれにくくなり、傷付いた時の補修も楽になります。
よくジグのパッケージの裏面に「ハードコートで傷がつきにくい」「5層マルチコートで丈夫」などという謳い文句が書かれていますが、実際には速攻でボロボロになりますから(笑)

まずは段ボール箱でジグを乾燥させるための場所を作ります。

私は段ボール箱を半分に切ってからガムテープで繋いで下にペーパータオルを敷き、園芸用の細い鉄棒を「VVVVVV」の形に折り曲げて箱の上部の前後に二列取り付けました。

次に全てのジグのスプリットリングを外していきます。
何気にコレが一番大変な作業でした





こんな感じです。






次にジグのアイに針金を付けます。
この針金を摘んでドブ漬けをしたら、くの字に曲げてぶら下げます。






こんな感じでドブ漬けします


誤ってジグを落とした時にテンパらないように割り箸を用意しておくといいですよ





こんな風に干します。




そしてティッシュで作ったコヨリでジグの下のアイに垂れてきた余分な塗料を取り除きます。

後は乾燥させるだけですが、意外と時間がかかります。

気温の高い夏場は1日で仕上がるのですが、気温の低い冬場は2日位はかかります。

来週の平日も作業をすれば数日で全部終わりそうです。

終わってから全てのジグにスプリットリングを付ける事を考えると頭が痛くなりますが・・・・・



注意


ここで2つほど注意してほしい事があるのですが、まずウレタン塗料についてです。

今回私が使ったのは内容量400mlの大瓶(2800円)で100gくらいのジグがちょうど頭まで浸かる大きさになります。

他にも1800円でこの大瓶と同じ深さのスリムタイプ(内容量200ml)があります。

しかし手持ちのジグが少ないし値段が安いからといって200mlのスリムサイズを買ってしまうと、意外な落とし穴があります。

この塗料も使えば使うほど中身が減りますから、100gほどのジグはすぐに頭まで浸からなくなります。

こうなると塗料を継ぎ足すかハケで直接塗るしかなくなりますので注意して購入することをオススメします。

(私のオススメの塗料は「オフィスアクセル/ウレタンコートLR+」という名前で、黄ばみ防止剤が配合されている上に、希釈せずそのまま使える便利なタイプです。
物によってはA液とB液を混ぜ合わせて使う少し面倒なものもありますので・・・・
釣具店で普通に売っているので入手しやすくスプレータイプもあります。)


二つ目はジグになにか書いていた場合です。

中にはジグにグラム数(重さ)やジグの名前をマジックで書いている方もいると思いますが、ウレタン塗料に漬けると落ちます。

しかもマジックのインクが流れて汚くなりますので、シンナーか何かで拭き取ってからドブ漬けをするか、マニキュアのクリアーをひと塗りして薄い塗膜を作ってからのほうがいいと思います。



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