言葉が空気を掃除して ちりも光っていた | 幽 霊 め く

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日 々 の 皹 の 日 々

2024.05.19(日) 晴れのち曇り

 

今日は幾つかやるべきことをしつつやりたいこともやった。

具体的にはコラージュを作った。

毎月小さな目標を立ててクリアすることを心がけている。

何か目標や目的がある方が日々は楽しい。

 

作ったコラージュ

 

スペシャルとベストが同じではないことについて考えていた。

バンドでもアイドルグループでも何でもいいのだけれど自分が知った時のメンバーが特別であってそれが揺らぐことはないのだけれど、例えば脱退やメンバーチェンジとかがあった時に特別性は変わらなくても新しいメンツの方が最良だったり或いは知ったとき以前のメンバーの方がベストな解だったりすることはある。

もちろん特別で最良なら一番いいのだろうけし、実際どちらに比重を置くとかいう話でもなく、ただそれでも自分が知った時が特別になるってだけの話。

“いま、ここ”が自分にとっては重要だって話なだけで他意はない。

懐古厨にはなりたくないなとは思うし、比較論者にもなりたくはない。

形が変わっても好きなものを好きなままでいたい。

たったそれだけのこと。

 

今日の記事タイトルはSACOYANS「ゴーストワールド」

 

もう日記を毎日更新してないので健康管理にもなっていないし食べたものを記録することに本当に意味がないのだけれど何故か日記を書く時には記して置かないと落ち着かなくなってしまった。

これこそ本当に誰の何にもなっていない無駄なものだ。

 

朝食:みかん、白湯

昼食:ピザトースト、コーヒー

夕食:春巻き、きゅうりとタコの和え物、けんちん汁(のようなもの)

 

 

[音楽]『Lives Outgrown』BETH GIBBONS

 

 

ポーティスヘッドのヴォーカリストというのも野暮な感じがするほどパーソナルな音像なのにそれでも時折ポーティスヘッドのような冷たさを放つ。冷ややか。寒いと言うか急に温度が三度くらい下がったような気分になる。あるいは体温が下がったのかもしれない。フォーキーというかアコースティックな生の温もりがあるのにそれでも寒く感じる。どこかフリーキーでもあるのかも。エミリー・ブロンテの『嵐が丘』でキャサリン・リントンの幽霊が窓を叩きながら「ヒースクリフ、私よ、キャシーよ」と呼び掛けるシーンがあるけど、幽霊が常に心臓の扉を叩いていてキャシーの幽霊はこんな音の中に閉じ込められているのかも知れないと想像させる。別れとか喪失の冷たさと、その先の光。でも光はやはり冷たいのだ。