ーEpisode29ー
鳴海探偵事務所に押し掛けてきた一海と幻徳。
一海は戦兎を見つけるなり胸ぐらを掴んだが、幻徳が間に入り落ち着きを取り戻した。
戦兎「幻さん、カズミン。2人とももう『この世界』のエボルトには会ったよな」
幻徳「『この世界』?どう言う事だ」
戦兎「俺達はエボルドライバーを身に付けたエボルトを倒して新しい世界を創った。でも幻さん達の会ったのはスタークの姿…まだエボルドライバーを持っていない姿だ。今俺たちがいるここは、これまで過ごしていた世界とは別の世界なんだ」
一海「…なんかよくわかんねぇな」
一海と幻徳が目を合わせる。
戦兎「久永アタル。カズミンも覚えているだろ、あの時スマッシュじゃない怪人が沢山出た。アレは俺達とは別の世界の仮面ライダーの怪人だ。あの時はタイムジャッカーのティードとイマジンのフータロスの力で、幾多の仮面ライダーの世界が重なってしまった」
幻徳「また世界が重なっているからスマッシュじゃない怪人がいたり知らないライダーがいたりするのか」
戦兎「あぁ、問題は誰が引き起こしたのか、その原因と目的はなんなのか、はっきりしていないんだ」
一海「エボルトじゃないのか?まだ持ってないドライバーを手にするために」
戦兎「いや、おそらく奴じゃない…だがアイツがいる組織に何かあるのは間違いないと踏んだ。だから門矢士に潜り込んで貰う為にカズミンのナックルと万丈のベルトを使おうとしたんだ…」
幻徳「エボルトの事だから組織の中枢に近い。ベルトの価値がわかるエボルトならそれを持ってきた門矢士の腕を買うとふんだわけだな…」
戦兎「あぁ、スクラッシュドライバーがある事で奴らへも牽制になると思ったんだが…敵の勢力は予想を超えてきているみたいだ…」
一海「わかった。俺とヒゲであのバカを連れて帰る。」
戦兎「無茶だ、2人で行くなんて」
幻徳「安心しろ、乗り込むわけじゃない今回は万丈を連れて帰るだけだ」
一海「難しい作戦を考えるのは得意じゃない、任せるぜ天才」
戦兎「カズミン…幻さん…わかった」
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一海と幻徳は森の奥へ歩いて行った。
向こう側から誰かが歩いてくる。
一海「お出ましだ。行くぞヒゲ」
幻徳「あいつ、お前みたいな頭してるな」
ーContinued on next timeー
