今こそ、婦人の仁
サルの社会では、ボスの地位は力で勝ちとるものなんだって。
腕力のあるボスザルは、先に自分が餌をとって食べて、子どもやメスはその残りを食べるんだって。
あ〜、そんな話あったなぁ。
だけど、それはサルに
限ったことではないと思うけどな。
人間にだっておるやん。
そういうやつ。
息子たちへの父性を求めて
私が読んだ「ゴリラの本」の
男性著者は、当時
人類がサルの仲間から生まれたことは確かだが、いまいるサルたちが将来人類になるわけではない。人類の物語は進化の歴史上一回きりの出来事なのである。
と述べていたが
8年前
「ゴリラに励まされ、家族を作り父親になることができた」と記している。
そんな家族の歴史の中で
著者はさらに進化して
ゴリラの目で
人間社会を眺めることが
できるようになった
という。
座右の銘は
「ゴリラのような泰然自若」
であるのだそうだ。
泰然自若
落ち着いていてどんなことにも
慌てず騒がず動じないさま
いまいるサルたちが将来人類になるわけではないが
ゴリラの目で人間社会を眺めることができる人間にはなれる。
進化とは、とてつもなく
奥の深いものである。
参考
父という余分なものーサルに探る文明の起源ー
ここは天国じゃないんだ かと言って 地獄でもない
いい奴ばかりじゃないけど
悪い奴ばかりでもない
TRAIN-TRAIN 走って行け
TRAIN-TRAIN どこまでも
世界中にさだめられた
どんな記念日なんかより
あなたが生きている今日は
どんなにすばらしいだろう
世界中に建てられてる
どんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日は
どんなに意味があるだろう
見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ
TRAIN-TRAIN 走って行け
土砂降りの痛みのなかを
傘もささず走っていく
いやらしさも
汚ならしさも
むきだしにして
走ってく
聖者になんてなれないよ
だけど生きてる方がいい
だから僕は歌うんだよ
精一杯でかい声で
見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ