五月晴れの卒業 | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

友の贔屓なので、柚香光嬢はずっと注目していました。


なので、私にとっても、思い出は数多く…



近松・恋の道行きの浄瑠璃人形の麗しさ


オーシャンズ11、水美舞斗嬢とのやんちゃで愛らしい二卵性双生児さ


次郎吉の勇人や、アンドレア・シェニエの黒天使のクールさ



ヴィクトリアン・ジャズやノクターン、カリスタ…の芝居の大仰さや、エリザ新公の最後のダンスや、宝塚幻想曲の♪俺は~あ~らし~♪に、ずっこけたことも懐かしい…(^_^;)



時の流れと共に



美貌とダンスという長所をしっかり磨き、芝居力と歌唱力もトップするには及第点…位にまで身に付け、何より女性として、タカラジェンヌとしての内面の成長をつぶさに見続けました。

(挨拶とかも、ノクターンの頃は結構テキトーで…(*_*;今の挨拶を聞くと、感慨深い)


トップになるまでに当り芝居、当り役を得たのも良かった。

(はいからさん、花男、ポーのアラン等)



華優希女史という、並んだら多幸感半端ない相手役を得、新生花組が楽しみ!って時に




コロナ禍…



コロナ禍に就任した95期トップ達は、皆憂き目に遭いましたが、毎公演毎公演中止、無観客配信、休演…と、柚香嬢が一番試練を受けた気がします。


私も千鳥格子席で大劇場はいからさんを見たし、うたかたも当日中止をくらったりしたし、コロナが無ければ…と、今でも残念至極です。



ファン達の足の引っ張り合いの末、文春を引き寄せ、文春砲攻撃にも遭ったり、ちょっとした言葉が大騒ぎになったり…と、大変な思いもされました。



でも、更なる相手役(星風まどか嬢)にも恵まれ、大変な中でも懸命にトップを務める姿に、毎回感銘を受けてました。




水美嬢とは、かなり長く一緒でしたね…


私は両雄並び立たず、どちらかを早く花組から出した方が…と思ってはいましたが、でも結局、2人の並びを大いに愛でました( ̄▽ ̄;)

(ムラのお花渡し、ジーンとしました…)




星風嬢…


10年前、初舞台公演を見て、将来が楽しみで仕方なかった。


10年経ち、こんなに波乱な宝塚人生歩むとは思いもよらず…



私はあんなに促成育成させられて、星風嬢が気の毒でした。もっとゆっくり成長させてあげたかった。


宙組時代の背伸びした姿は、正直痛々しかった。


それでも、プレお披露目を見に初遠征する程度には期待していたし、ベストを尽くす姿を応援してきた。



その事に悔いはないけれど



…今なら言えます。自分に正直になる。



並び、頑張っても合いませんでしたね…残念です…




宙組初の生え抜きトップ娘役という栄誉は得たけど


「娘役トップは、若くてナンボ!さっさと上げないと飽きちゃうし、貫禄つく」という、今の風潮の犠牲者の1人だと私は思ってます。

(「若い方が、外部行く時、有利だし~」なんて声もありますが、なら、宝塚経由せず、ストレートに外部行きなされって感じです(-_-))



花組異動後は、幸せそうにされていて何よりでした。

(まぁ、私はベタベタ過ぎるのは好きじゃないから、柚香さん柚香さん柚香さん…も程々にね…でしたが)




そんな2人のラスト


思い入れある、2人のラスト



今日の配信、見たかった。



意志があって見なかったではなく、都合悪くて見れなかった。



引きずると思います。一生ものの悔いです。




事件以降、私は何方であれ、生きて宝塚を卒業してくれたら…という気持ちでいます。



柚香嬢や星風嬢、同時退団の方々が、今まで色々あっても生きて元気で宝塚を去る。


それが何より大事で、それが無事叶ったことは喜ばしいと思います。




ご卒業、おめでとうございます。


どうか新たな人生もお幸せに…