花組「うたかたの恋」の私的感想(未見の方は閲覧注意) | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

執念深くチケ探していた所、拙ブログの読者様にお声かけ頂き、観劇が叶いました!



Mサマ、本当に本当にありがとうございます!ご恩は忘れません…あなた様は、地上の天使です( ;∀;)



ご恩に報いるべく、いつにも増して私見バリバリ感想、参りますよ!




以前も書きましたが、ファン歴はそこそこあるのにタイミングが合わず、生でうたかたを見るのは、実は初めてです。


生で見るまでに、オードリー・ヘップバーン女史のテレビ映画版以外の映画は全部見て、宝塚版の映像も、幾つかのバージョンを見て…



余談ですが、映画版は、シャルル・ボワイエ氏&ダニエル・ダリュー女史版に限ります。オマー・シャリフ氏&カトリーヌ・ドヌーブ女史版は、色々コレジャナイ感強いです(汗)



で、今回、ちょこちょことマイナーチェンジしたうたかた…



…これ、バレエの「マイヤーリンク」を意識されたのかな?


凄い、リアルな感じになってました。



どこかほの暗く、沈鬱な…

(時期が冬場なだけに(汗))



デコレーション盛ったメロドラマ系の今までのうたかたから、デコレーション抜いた「素材で勝負!」的な舞台に感じました。



デコレーション抜きでも、素材そのものがしっかりはしてるし、新たに演出任された小柳奈穂子女史だって、今までと同じじゃ意味が無く、独自色出したかっただろうから、これはこれでアリにも思うけど…



実際、全く初めての友フートは「満足!」と言ってるし…



私的には、黙ってマリー撃ってくれたのと、「お前…なんてあたたかい響き…」の台詞カットしてくれたのは、ありがたかったです。

(うたかた映像を初めて見たのが、夢子時代を過ぎてからだったので、「は!?何この台詞!?」になったから(苦笑))


狼男カットは残念…実はドラキュラ、ジキルとハイド、ファントム…と色々バージョンがあって、今回新たなバージョンあるかな?だったから( ̄▽ ̄;)

(やっぱり、前作の巡礼…で生田大和氏がイチャコラシーン作ったからじゃないの!?と疑っている(笑))



後、出来るだけ多くの生徒さんに見せ場作りたかったのは分かる。分かるけど…


歌姫のマリンカ、歌が分業になっていた…本来分のマリンカの歌歌えなかった、咲乃深音嬢がかえって気の毒に感じた(*_*;




…今回のうたかた、悪くはない。悪くはないが…







この小柳女史演出版が、今後のうたかたのスタンダードになっていくのか?


そうなると、これら過去写真からも伝わる「ザ・宝塚!」さが、過去の彼方になっていくわけで…


時代の流れと受け止めるべきだろうけど、やっぱり寂しい(´・ω・`)



だから、うたかたがまた再演されるかは分からないけど、するなら新式版だけじゃなくて、旧式版もまたして欲しいです。大劇場で。



ミラーボールが回り、大階段に毛氈しいたプロローグ…うたかたはこうでないと!と、やはり思いましたから。




登場人物については、次回に!