雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の私的感想その2(引き続き閲覧注意 | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

登場人物も、私見バリバリに!


ヌードルス(望海風斗)…

「黄金のトランペット」(名テノール、マリオ・デル・モナコ氏の渾名)みたいな、望海風斗嬢の強靭な喉よ…あれでも、多分8割程の加減だろうから、全力はどんだけよ!?
そして、赤い薔薇、スーツ、マシンガン…ザ・ノワールが似合いすぎ(笑)
歌が凄すぎて、芝居があまり語られないのが惜しいけど、きちんと少年から壮年まで演じ分けていたし、大人の男の魅力を出せていたと思います。
また見ようと思いますが、歌に聞き惚れ過ぎないように、芝居とかをしっかり見たいですが…至難の技になりそうです( ̄▽ ̄;)


デボラ(真彩希帆)…

ジークフェルド・フォーリーズのシーン、1789の愛希れいか女史のルーレットドレスを連想しました(笑)見た目も歌声も、超華やか!
底辺から這い上がりたいのは、ヌードルスもデボラも同じなんです。でも、デボラはヌードルスに「真っ当に」這い上がって欲しかった。前科持ちには既に無理…
そのボタンの掛け違いぶりが、なんとも悲しい…


マックス(彩風咲奈)…

キャロルを殴るシーンとかは、ちょっと粗さがあるけど、芝居は今までで一番良いなぁ…と思いました。肩の力が抜けていた、というか…
底辺から這い上がり、もがいて破滅…が、ジミーより単純明快。
だけど、やっぱり酷い男よね…デボラまで手にして…キャロルがマックスに真剣設定だから、余計にね…


ジミー(彩凪翔)…

こちらの方が、真に怖いですねぇ…理想に燃えていたのが、いつの間にかダークサイドに落ちちゃってる。
マックスとのシーン、若い時も年老いた時も芝居のキャッチボールがしっかり出来ていて、彩彩好きな私は嬉しい(笑)
お歌も、私的にOKだった。

キャロル(朝美絢)…

「黒髪の人」でブレイクしたので、「何で女役なんだよ!ι(`ロ´)ノ」だったけど、映画版のキャロル、チューズデイ・ウェルド女史(美人)を見たら納得…よく似ていた(笑)
オープニングとフィナーレはこちらの要望通り男役だけど、娘役用メイクなのが…贅沢言えませんが(汗)
映画と違って、マックスを真に愛する闇酒場の歌手…華やかだったし、歌も味があった(結構ナンバーある)。ガイズのアデレイドも嵌まりそう( ´∀`)
サナトリウムでのシーンは、哀れさに泣きました…
それにしても…ヌードルスに警察に密告するよう頼むけど、「自分がしたら良いじゃん」ってなったのは私だけ?( ̄▽ ̄;)


後は、コックアイ役の真那春人嬢…ハーモニカも印象的だけど、左右のアイメイクを非対称にしていて、映画版のコックアイがスモーキーアイズな方だったので、似せてるんだなぁ…となりました(笑)

茅乃千桜嬢の、天使の軽やかさといったら!さすが当代随一のダンサー!


…仕方ないんだけど、他の方々はバイト多かったな…仕方ないんだけど…



フィナーレ

いつものように下手セリから、2番手上がり…と思いきや、左右から彩凪・朝美両嬢が出てきて…新鮮でした(笑)
元々視覚型なので、お歌は私は十分でした…ひたすらご尊顔をおがむ(。-∀-)

ロケット

縣千嬢のセンター…これで、ラインダンスも最後かなぁ…と思いつつ、シャープなダンスを見る…
音彩唯嬢が、可愛かった(*´-`)


大階段で、望海嬢が娘役侍らせ踊る…
物足りなさはあるけど、一応退団者との絡みはあり。

背後に、男役達が野郎座りで次待ち構えていて、テンション上がる(笑)

いつも思うけど、雪男達は見るべき人多くて困る…永久輝せあ嬢が抜けた位では、まだまだ(汗)彩凪・彩風・朝美各嬢を見ている内に終わる(^_^;)

デュエダン

大人トップコンビなので、アダルティなデュエダン…真彩嬢のドレス捌きが上手くなっていた。

素敵は素敵だったけど、私は、レストランのシーンの二人のダンスをモチーフにして欲しかったなぁ…アマポーラ並みの曲で。

リフトも別にいらなかった…


退団者・舞咲りん嬢のエトワール…ちょっとビブラートきつかったけど、上手かった。

羽はトップのみ…久々な感じ(笑)


今回、フィナーレ楽しかった。今度のロミジュリも、ちょっと工夫して下さい(笑)



一本もの多いのは問題だけど、感想書く上では楽出来ます(笑)

こんな感じで、今年も「上から目線」で、見て書いていこうと思います(苦笑)