温故知新その5 ~花組 花影記/紅はこべ~ | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

…1年以上放置していた、温故知新シリーズ…(汗)


星のスカピンがいよいよ初日間近、なので昭和のスカピンをご紹介…



昭和54(1979)年の初舞台公演です。2作品とも芝居で、現在ではなかなかない形態です。(私は未見…生まれてはいたけど、ガキんちょ過ぎて見たとしても、記憶できなかったと思う(苦笑))



お値段は200円…今の価値にしたら、700円位かな?



当時はDVDは勿論、ビデオも売り出してません。実況録音レコードの時代です。パンフの10倍以上なので、今みたいにまあまあ値段しますね…



この頃には土曜日も2回公演になっていますね…新人公演も2回ありました…勿論、演者はその都度違います。


花影記はジャワ(現在のインドネシア)を舞台にした、ジャワの王女(北原千琴女史)と日本の航海士(松あきら女史)の恋物語…一時間程の作品です。
(原作は平岩弓枝女史)


なので、紅はこべの方がフィナーレ付きのメインになっています。



柴田侑宏氏の脚本と演出ですが、演出助手に三木章雄氏と一緒に小池修一郎氏が入っている所に、運命を感じてしまいますね…( ̄▽ ̄;)

脚本読むと、パーシーとマルグリットの夫婦の葛藤は抑え目に、スカピンの活躍の方をメインに置いている感じです。

遊び心もちゃんとあって、ショーブランに「目玉の大きいイギリス人に気を付けろ」と言わせてます…松女史の写真をじっくり見てください(笑)


宝塚らしい作りにはなっていると思いますが、小池氏のスペクタクルさに慣れてしまうと、物足りない感じになってしまうかな…とも感じました。

マルグリットは柴田氏らしい、女らしい感じに描かれてますが、オリキャラのキャサリン(上原まり女史)の方が役としては美味しいかも…


…宝塚の紅はこべ=小池版スカピンとなってしまっている現在、再演は叶わないであろう作品です。北原女史のサヨナラ公演だったこの紅はこべ、見てみたかったです…

では、演者紹介



正に伊達男、松あきら女史のパーシー



ショーブランのみさとけい女史…惜しくもトップにならず…残念なことでした…


そしてそして!この麗しい北原千琴女史を見よっっ!



これぞ、マルグリット!コメディフランセーズの花形に相応しいわ…夢見れるわ~(*´∀`)♪

ちなみに、最新型マルグリット



…まぁ、今風ですわね…


プリンス・オブ・ウェールズの愛人ながら、パーシーを秘かに慕うキャサリン



ベルばらのアントワネットや「あかねさす紫の花」の額田女王を経て、女役として脂乗った頃の上原まり女史…大人ですねぇ…



超ノーブルな主演コンビ…見飽きないわ~(*´-`)



こちらは超ゴージャス!




別格中の別格だった麻月鞠緒女史(プリンス・オブ・ウェールズ)…扱いもやや、大きめ(笑)




スカピン団達…寿ひずる(当時はひづる)女史が素敵~(*´∀`)


後の娘役トップ達






姿晴香女史も若葉ひろみ女史も、まだ男役だったんですね…どちらも美人~(’-’*)♪

初舞台生紹介



南風まい女史に春風ひとみ女史、そして杜けあき女史…最初から優秀だったんですね…



初のツインズジェンヌ、春野姉妹(どちらも男役)…成績も同じ位、組も同じ(花組)でした。




芹香斗亜嬢のお母様、白川亜樹女史…似てますかねぇ…?
(隣のたまなめい女史は、黒田アーサー氏のお姉様…こちらも似てますかねぇ…?(笑))


写真、これ以上載せられないのでこれくらいで…(笑)


今年は少しでも、温故知新シリーズを書けるように頑張りたいと思います…(笑)


そして、北原女史みたいな顔をした、そこそこ歌えて演技できるマルグリット役者がいつか現れますように…(‐人‐)