ジゴロ…という言葉を某Wikiで紐解くと、
「ジゴロ」とは、フランス語で女から金を得て生きている男
とあります。
要はヒモ、なんですが、宝塚では名作名場面に度々登場し、男役のモチーフに欠かせない男性像なので、「ヒモ」みたいな身も蓋もない呼び方はしません(苦笑)しかも宝塚マジックにかかれば、ヒモ男もステキ(笑)
柴田侑宏氏や正塚晴彦氏の作品、またはショーの場面に登場し、観客をときめかせてきました。
でも、今後ショー場面はともかく、芝居にジゴロは出てくるのかな?と、ふと思い…
ジゴロはヒモ男、古今東西いくらでもいます。だから、芝居に出そうと思えば可能なんですが…
宝塚における「ジゴロ」のステレオタイプって、クラブで金持ちマダム相手にタンゴ踊ってる、っていうイメージ(笑)これを逸脱したジゴロって、なかなか描けなさそう…
日本ではホストクラブのホストだけど、どうしても「チャラい・ペラい」イメージなので、夢は見れない感じだし…(@_@;)
(余談ですが、数年前の雪組「Shall we ダンス?」にダンス教室に通うホスト、という役がありました。場所をイギリスに変えてはいても、内容は現代日本のままなので、「イギリスに日本みたいなホストクラブってあるんだろうか?」となりました…(-_-;))
せっかく、そんじょそこらの男じゃ腹立つけど(苦笑)、宝塚の男役ならば許せる形態の男像なのに…もったいないなぁ…(´Д`)
どうにか宝塚におけるジゴロ、細々でも存続してほしいんだけど…
演出家(特に若手)の方々の「ヒモんず観」を聞いてみたい…「自分には関係ない」「興味ない」「腹立つ」だと難しいけど、「そんな生き方もまぁ、あるんじゃない?」なら、まだ作品に生かしてくれる可能性がありそう…
前回記事の正塚氏の新作から、結構飛躍した発想になってしまいましたが(汗)、ショーだけでなく「こんなにステキなら、ジゴロでも許せるか」な魅力的なジゴロが出てくる芝居を、今後も期待したいです…(‐人‐)