作戦開始は試合終了2分前(パニック・イン・スタジアム) | 裏窓のブログ

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スタジアムを埋め尽くした10万人の大観衆を狙う姿なき銃口

謎の狙撃者と特殊部隊SWATとの息詰まる対決を描いたサスペンス・パニック超大作


この見出しは1976年のアメリカ映画、監督はラリー・ピアーズによる


  (パニック・イン・スタジアム)


地元のプロフットボールチームが王座をかけて、強豪ボルチモアのチームと対決するロサンゼルスのメモリアルコロシアム


その巨大な観客席は大観衆で埋め尽くされ、熱狂した歓声と興奮に慎まれていた


だが、試合の模様を上空から捕らえるためテレビ局が用意した飛行船のカメラが競技場の一角に高くそびえる聖火塔に潜むライフルを持った男を発見する


警備を指揮するロス市警のホリー警部(チャールトン・ヘストン)はスタジアムの支配人(マーティン・バルサム)と協力して直ちにSWATの出動を要請


目的さえも明かされない正体不明の狙撃者、狙撃者の存在を知らず試合に熱中する観衆、観衆を守るために密かに狙撃者を追い詰めていく警察、10万の観衆を挟んだ狙撃者と警察の攻防戦がサスペンスフルに展開される


そして警察からの銃撃に手負いとなった犯人は、試合終了の間際に観客席に向かって銃を乱射する


多くの死傷者を出すほどの大パニックの様子を様々な人間模様を絡めて描いた大作


なかなか見応えがある!


作品のなかでは犯人の背景や目的などは一切描写されていないがWikiによると、アメリカでのテレビ放映時に、新たな編集が施された3時間枠バージョンが存在していて、このバージョンのみ犯人は泥棒一味の一人だった! という解釈が描かれているらしい


同じようなシチュエーションだと、以前の記事でも取り上げた75年のパニック・サスペンス(パニック・イン・テキサスタワー)がある、こちらは実際に起こった事件をモチーフに描いたものだが、観衆がパニックになる様子は現実的でリアリティがある



さて、次回のライブも近くなってきた、告知はまた!