ダスタフ•クリムト
クリムトの絵を初めて鑑賞した時に思った事、それは
この人、物凄くモテてただろうなぁ
柔らかなタッチで女性を描く画家は沢山いるけど、
その女性が1番、美しく華やかな姿に描ける画家はそうそう見つからない。
官能的で優美な姿。
案の定、
クリムトはモテモテの男でした。
55年の生涯、恋愛した女性は数知れず…
多い時は15人の女性(モデルなど)と共同生活していたプレイボーイでした。
しかし、当時のウィーンでは女性のヌード姿や妊婦をモチーフにした作品は批判をうけ
「あいまいな思想でエロティシズム」と評されていました。
そうした評価を気にせず
クリムトはやり方を変えることなく、女性の内面に潜む美しさを絵という形で表現していきました。
金箔や銀箔を使った作風も特徴ともいえます。
自分に興味がない、興味があるのは女性
ほんとストレート。
数多くの恋人がいたクリムト
その中でも特別な存在とされていた
エミーリエ
代表作「接吻」のモデルを務めています。
彼女はクリムトの死後、彼と交わしたすべての手紙を処分し、生涯独身を貫きました。
この作品の楽園で2人は結ばれています。
クリムトにとって、
最後にして最愛の女性。
息を引き取る時、
クリムトは囁くように言ったそうです
エミーリエを呼んでくれないか