最終回
「未来の音が聴こえる」
可可
「優勝シマシターっ!!」
Liella!メンバー
「イェーイ!!」
タケル&agくん&二乃
「(何回やるんだよ)」
すみれ
「って!こうやって喜ぶのは何回目よ!?恥ずかしい!!」
可可
「恥ずかしいとはナンデスカ!優勝デスよ!ラブライブ優勝!デスよ!」
すみれ
「わかってるわよ!何回!」
きな子
「何回見てもいいッスね〜!」
「ああ、最高だ!」
夏美
「ま!私が居れば当然ですの!………初めての一等賞………。」
すみれ
「どうしたの?」
夏美
「なんでもないですの!」
「……みんな………頑張った…」
千砂都
「あれ〜?もしかして四季ちゃんも?」
四季
「!違う!これは汗!」
恋
「………幸せです、お母様が創った学校を、みんなの力で大きく成長させる事ができました………」
夏美
「ところで…………かのん先輩はいつまで学校に?」
かのん
「えー………」
夏美
「出発間近な筈では?」
すみれ
「さっさと帰って準備しなさいよ!」
かのん
「いーじゃん!家に居たって落ち着かないんだから!」
きな子
「逆にこっちが心配で………」
恋
「落ち着きません。」
千砂都
「ほら!のんびりしちゃってると、かのんちゃんが帰りづらくなるよ、練習!練習!」
可可
「ソウデス!かのんの分まで可可はもっともっと頑張りマス!だから大船に乗ったつもりで行ってくるノデース!」
千砂都
「気を付けてね〜!」
かのん
「あ〜………つまみ出されちゃった………荷造りはタケルさん達に手伝ってもらって済ませてあるんだけどな〜………」
正門にさしかかると↓
結ヶ丘女子高等学校の制服を纏った
マルガレーテが!?
(☆さて、ここから展開が変わりますよ)
かのん
「マルガレーテちゃん!?え……え!?なんで!?」
マルガレーテ
「見ての通りよ、留学は中止。」
かのん
「え?そ、そんな急にどうしたの?」
マルガレーテ
「あなたの元へも手紙が届いてる筈よ?」
かのん
「えぇっ!?」
澁谷家
かのんママ
「お母さん、ドイツ語読めないのよ」
タケル
「俺が読みますわ………あ、ウワサをすれば響からや。」
響
(あなた!あの娘に何吹き込んだの!?)
タケル
「なんだよ……·開口一番で言う事それかよ!?」
響
(ウィーン家から電話が学校にきて、かのんちゃんの留学を即日中止にしなさいって)
agくん
「………なるほど……この手紙の内容、よくわかりました。」
二乃
「………あんた、マルガレーテに何かとんでもないお節介焼いたわね!?」
結ヶ丘女子高等学校 正門
マルガレーテ
「あのマネージャーに言われたの、"かのんの元で歌を学びたいなら道は一つだけじゃない"私が結ヶ丘に入って直接指導を受けてみたらどうか?って」
かのん
「ど………どうなっちゃうの〜っ!?」
タケル
(悪だくみ成功や………ま、代償は大きいがな。)
部室には
タケル、二乃、agくん、ライトハローの連番で辞表が置かれていた。
二乃
「あたしは店に戻らないと、三玖だけにお店切り盛りさせてるわけには行かないしね。」
agくん
「タケルさんは?」
タケル
「ワダツミって人工島の老舗企業のKIRISHIMA㈱でジェットバトルのチームの指導コーチの話が来ててなそっちの仕事に転向しようかなってなもう、このLiella!でスクールアイドルのプロデュースは終了と引退や」
agくん
「みんなには言わないんですか?」
タケル
「行く先は口外するな、誰もな」
部室は辞表発見で困惑状態さらに
タケルの弟子の侑が来校!
侑
「高咲侑です!今回からLiella!の新しいプロデューサーとしてやって来ました!よろしくお願い致します!」
可可
「え!?葛葉マネージャーのお弟子さん!?」
すみれ
「あんの…バカマネージャー!放り出したわね!」
メイ
「あんた!弟子なんだろ!行方はわからないのか!?」
侑
「………残念だけど、師匠から俺の行く先は公表するなって言われてまして。」
千砂都
「………私のせいだ…………タケルさん、身代わりになったんだ………」
恋
「まさか………!あの壁ドンの時ですか!?」
千砂都
「………自分だけ代償がないのはおかしいからって………何かするって聞いてたけど…まさか、辞めちゃうなんて………」
四季
「どうする?」
きな子
「かのん先輩にも知らせないと!!」
かのん
「…みんなどうしたの?」
可可
「かのん!?……それにウィーン·マルガレーテ!?」
恋
「これを!」
マルガレーテ
「なっ!ウソでしょ!?」
かのん
「………あんのお節介マネージャー!!」
タケル
「へっくし!」
ラブライブ!スーパースター!
〜WE WILL!!〜
Fin
第3期までに彼らは戻れるかはまた別のお話。