ラブライブスーパースター!!〜WE WILL!!〜 | YD(やりたいことしかできない病)ヒーローが往く!!オリジナルストーリー、アニメ、ホビー、ラブライブ!見聞録

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このブログでは主に仮面ライダー、プリキュア、艦これ、更にラブライブシリーズやアニメ情報やオリジナルストーリー等をお送りする記事であります

第33話

「もがれた翼(夢)」


マルガレーテ
「あり得ない………………」

マルガレーテ→司会のマイクをひったくり
「私はこの結果を認めない!!」

舞台袖
二乃
「あんのガキンチョ!この期に及んで………」

agくん
「二乃ちゃん!落ち着いて!」

タケル
「二乃、やめな………あとはかのんを………俺たちが育てたスクールアイドル達を信じよう。」

かのん
「マルガレーテちゃん。」

マルガレーテ
「!」
 
かのん
「この結果は聴いてくれたみんなの出してくれた答えだよ、スクールアイドルは一人じゃない………みんなと一緒だから素敵なライブができるんだと思うの………それが伝わらないなら、マルガレーテちゃんにはスクールアイドルのステージに立ってほしくない。」

タケル
(言うようになったな、一年前のお前さんに見せてやりたい位だわ。)

マルガレーテ→踵を返してステージを後にする

そして、祝賀会

かのん
「くぅ~っ!!しあわせ~………。」

きな子
「こんな美味しいジュース、初めてッス~。」

メイ
「マルガレーテのせいで、一時はどうなるかと思ったがな。」

千砂都
「一年生が頑張ってくれたから乗り越えられた!」

可可
「頼もしかったデス~。」

agくん
「入った時とは断然、見違えるくらい、上達していますよ。」

メイ 
「本当に!?」

夏美
「ネットではすでに話題になっていますの、今年から入った新メンバーが凄く頑張ったって。」

メイ
「ほ………本当だ………。」

四季
「メイは泣き虫。」

可可
「遂に次は全国大会………それにしてもムカツクのはあのウィーン・マルガレーテ!!」

メイ
「そうだ!神聖なラブライブに泥を塗りやがって!!」

夏美
「あの娘(マルガレーテ)にとってあの発言は最悪ですの、ものすごい勢いで批判されていますの。」

二乃
「うっわ………めちゃくちゃ叩かれてるじゃない………。」

かのん
「"もう、ラブライブに出てほしくない" 」

四季
「"あんなにいい歌だったのに、残念"」

「"不満があっても、こんな所で言うのはどうかと思う"」

すみれ
「まぁ、悪いけど、自業自得ね。」

かのん
「なんであんなこと言ったんだろう………?」

すみれ
「それは悔しかったからに決まっているでしょう?」

かのん
「それだけなのかな?」

ありあ
「Happy new year!!」

ライトハロー
「あの~………皆さん、時計見て下さい。( ̄▽ ̄;)」


かのん
「あら………年…開けちゃった…………」


ということでみんなで、すみれの実家で初詣。

そして、元旦の朝

かのん
「いよいよ、決勝かぁ………」

ネットニュースに一喜一憂していると、未だにマルガレーテが叩かれている記事を見つける。

かのん
「マルガレーテちゃん、まだ言われてる………」

タケル→お年玉を渡しにきた
「あけおめ~、仕方ねぇな、口は災いの元、このご時世、特に珍しいことじゃねぇ………気になるなら、SNSでググってみてみ。」

かのん
「あ、マルガレーテちゃんの……タケルさん。」

タケル
「ウチの奥さんの出番やな。」

かのん
「もしかして、去年の元旦に会った響さん?」

タケル
「ドイツ語ならアイツが流暢に喋れるからな。」

(あなた、久しぶり、あ、かのんちゃんも!Liella!全国大会進出おめでとう、こっちでも、話が持ちきりだよ。)

タケル
「忙しい所、悪いな、響、翻訳してほしい奴があるんだが?」

かのん
「このマルガレーテちゃんのアカウントなんですけど。」

(あぁ、ウィーン家のご息女さんね、私もその娘のお姉さん達を指導してたんだ。)

(……………なるほどね………多分、家のプレッシャーもあったんだね……………二人共、よく聞いて。)

その夜

千砂都
(音楽学校?)

かのん
「うん、マルガレーテちゃん、高校からはお姉さんのいるウィーンの音楽学校に行こうとしてたみたいだけど、不合格になって。」

千砂都
(へぇ)

かのん
「SNSの投稿を響さんに翻訳してもらったら、そう書いてあったの。」

千砂都
(そうなんだ………でも、ラブライブにはどうして出場を?)

かのん
「それは書いて無いんだ………不思議だよね……見返す為とか?」

千砂都
(でも、ウィーンに居たんでしょ?その為だけにわざわざ日本に?)

かのん
「………だよね………」

千砂都
(………気になる?)

かのん
「え………うん、不合格なったって聞いて、気持ちわかる気がするんだ、こんなに歌頑張ってきたのに、どうしてって。」

タケル
「かのん、マルガレーテの今日の投稿見てみ?」

かのん
「あ、これ、今、タケルさん車だして。」

タケル
「ほい、きた。」

投稿があったのは神宮競技場(新国立競技場)の辺りに

そこには翼をもがれ、満身創痍の彼女がいた。

To be continue………………

第34話
「明かされた真実とかのんの進路(夢)」
に続く!