日誌を書き終わる頃、準備室の外が騒がしくなる
恐らく寮生達が○○を探してココまでやってきたんだろうな
龍海「おい!由紀!いるんだろ!?」
扉の向こうで龍海の怒った声
榊「電気がついてるからいると思ったんだけどなぁ~」
水瀬「いないのか?」
ガタガタと扉を揺らす音
鍵をかけといて正解だったな
○○「皆が来ちゃったからそろそろ帰りますね…」
書き終わった日誌を閉じると鞄を持って立ち上がる
扉に向かって歩き出す○○の腕を咄嗟に握り締めてしまった
俺とした事が…考えるより先に体が動いちまった…
○○「…センセ…?」
不思議そうに俺を見つめる瞳になにも言葉が出てこなかった
"もう少し一緒にいたい"そんな簡単な事が言えない
"他の男の所に行かせたくない"それが言えたら…ちったぁ楽になんだろうがな…
「悪い…なんでもねぇ…」
握り締めていた細い腕を離すとペコリと頭を下げて扉を明けた
龍海「○○!!」
扉が開いた瞬間龍海に引き寄せられアイツらに一斉に取り囲まれる
榊「由紀ちゃん、鍵閉めてなにしてたの~?」
普段の口調と変わらない榊だが、目が笑ってねぇ
水瀬と藤堂が前に出て俺を睨みつけている
「ガキには関係ねぇよ」
フフンと鼻を鳴らしてポケットからタバコを取り出すと誰も反論する事無く○○を取り囲んだまま準備室を後にした
揺れる煙の向こうで俺を振り返る○○が見えた
まぁ、目的は果たしたからな
俺の家で補習…か
チャンスは広げられたが、アイツらは寮でずっと一緒なんだからな…こうしてる間にも先を越されてるかもしれねぇ
気が気じゃねぇなんて…
俺らしくもねぇな…
→
恐らく寮生達が○○を探してココまでやってきたんだろうな
龍海「おい!由紀!いるんだろ!?」
扉の向こうで龍海の怒った声
榊「電気がついてるからいると思ったんだけどなぁ~」
水瀬「いないのか?」
ガタガタと扉を揺らす音
鍵をかけといて正解だったな
○○「皆が来ちゃったからそろそろ帰りますね…」
書き終わった日誌を閉じると鞄を持って立ち上がる
扉に向かって歩き出す○○の腕を咄嗟に握り締めてしまった
俺とした事が…考えるより先に体が動いちまった…
○○「…センセ…?」
不思議そうに俺を見つめる瞳になにも言葉が出てこなかった
"もう少し一緒にいたい"そんな簡単な事が言えない
"他の男の所に行かせたくない"それが言えたら…ちったぁ楽になんだろうがな…
「悪い…なんでもねぇ…」
握り締めていた細い腕を離すとペコリと頭を下げて扉を明けた
龍海「○○!!」
扉が開いた瞬間龍海に引き寄せられアイツらに一斉に取り囲まれる
榊「由紀ちゃん、鍵閉めてなにしてたの~?」
普段の口調と変わらない榊だが、目が笑ってねぇ
水瀬と藤堂が前に出て俺を睨みつけている
「ガキには関係ねぇよ」
フフンと鼻を鳴らしてポケットからタバコを取り出すと誰も反論する事無く○○を取り囲んだまま準備室を後にした
揺れる煙の向こうで俺を振り返る○○が見えた
まぁ、目的は果たしたからな
俺の家で補習…か
チャンスは広げられたが、アイツらは寮でずっと一緒なんだからな…こうしてる間にも先を越されてるかもしれねぇ
気が気じゃねぇなんて…
俺らしくもねぇな…
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