モラトリアムな日々 -6ページ目

モラトリアムな日々

隙あらば壁に張りつき、酒あらば飲んでしまう。そんな日常です。

     asaxsas




以前デパ地下で買った1キロ近い牛すじ肉は、いまだに使いきれて

いない。今回はサッパリ塩味のスープにしてみた。



鍋に水を入れ、サイコロ状に切った大根と人参、牛すじ(下処理は牛

すじ煮込みを参照)、キャベツ、本だし少々、ガラスープの素少々、酒

を入れ、火をつける。


沸騰したらアクを取り、弱火でしばらく煮てやる。


大根と人参に火が通ったら、塩とコショウで味をつける。コショウはち

ょっと多めにすると味が引き締まっていい感じだ。

仕上げにごま油をたらし、万能ネギを散らして完成。簡単ですね。



お味は・・・・まいう~。


焼肉屋で飲むスープに味が似ている。あれだって、焼肉には使えな

いスジっぽいところでダシを取っているのだろうから、味が近いのは

当然かも知れない。

ご飯でも入れて食べればクッパだな。塩コショウのシンプルな味付け

と牛すじのコクのある味が相まっていい感じであった。

前にも書いたように、僕のバイト先の厨房は社員が見回りに来るわ

けでもなく僕以外全員外国人のため、かなり好き勝手やっている。


昨日はデザートを初めて作った。

チョコレートパフェ、何たらパフェ、何たらアイス等々(足ついたらま

ずいんで詳細は・・・・・)。

パフェを作るというのは、かなり素敵な仕事だと思った。パフェには

夢がある。お客さんが目を輝かせて食べているところが想像しやす

い。少なくともタコわさを盛り付けているよりは。

持ち場はデザートだけではないのでオーダーの合間に作るのはな

かなか大変だが、一つ一つ丁寧に作った。それを見ていた中国美人

(キッチンにいるのが惜しい美人さん)が


「○○(僕の名前)はここのチョコレートパフェ食べたことある?」


と聞いてきたので


「ないです」


と答えると


「○○ー○(スリランカ人)、パフェみんなで食べようよ」


と言い出した。○○ー○さんは


「ミンナデタベマショオ」


と言ってご機嫌でチョコレートパフェを4つ作りはじめた。

パフェを作って食べるというのは、軟骨揚げを一つつまみ食いするの

とは訳が違う。さすがにやりすぎだろ~・・・・、と思ったが、目の前に

置かれたボリュームたっぷりのパフェを目の前にすると、そんな考え

はどこかに消えた。



人生初のタダパフェに、スプーンをざっくり落として思い切りほお張る。






な、何だこれは!






こんな食べ物があったのか!!パフェを食べるのはおそらく数年ぶ

りだが、こんな衝撃は初めてであった。パフェの正しい食べ方は一気

食いではないか?

考えてみればパフェってすごい食べ物である。生クリームに、バニラ

アイスに、プリンに、カラメルムースに、たっぷりのチョコレートソース。

入っているバナナは一本分。底にはコーンフレーク。

高カロリーのものが、これでもかと詰め込まれている。体重増加とか、

コレステロールとか、普通に考えたら恐ろしくて食べられない。



でも、パフェのもたらす満足感は、

そんなちんけな心配をあっさり吹き

飛ばすほど強烈なものであった。



脳みそはおそらく興奮物質を分泌していた。函館で食べた海鮮丼に近

いものを感じた(あれだってやりすぎだろうと思うほど贅沢なものが乗っ

ている)。

この日はその前に中国人が作った塩味の牛肉スープとキムチ鍋を食べ

ていたから、お腹パンパンになった。わりかし暇だったから、僕はデザー

ト付の飯を食いに行ったようなものである・・・・・・。

土曜はジムのコンペであった。

大して意識もしていなかったのに調子がバッチリ上がってきていた

ので、余計に緊張してしまった。これで登れなかったら俺はどうしよ

うもないな、という感じに・・・・・・。


細かい事はここには書きませんが、結果はそこそこ満足のいく物で

あった。3級が一本でも登れれば言うことはなかったのだけど、それ

でもパンプした腕でよく登った方だと思う。


ワイワイ言いながら登るコンペっていいなぁ・・・・。

何日か前に「嫌なジンクス」という記事を書いたが、あれから事は

二転三転して、結局今はとても「いい」状態になっている。



はい、分かり辛いですね。



自転車旅で有り金を使い果たした僕は、10月中旬から某大手居

酒屋チェーンでバイトを始めることにした。さすが超大手チェーンだ

けあって、バイトに入る前に別店舗で数時間の研修を受け、店の理

念や基本的な事を叩き込まれるのだ。

この研修がとても素晴らしく、僕は研修が終わる頃には早くも会社

への「愛」が芽生え、


「ようし、店の売り上げに貢献するぞ!!」


と意気込んでいた。(ほんと影響されやすいんだから・・・・・)

そうして迎えた一回目のバイト。僕の理想は、端からガタガタと崩れ

落ちていくことになった・・・・・・・・・。


まずキッチンメンバーが全員外国人。一人のスリランカ人を除いて、

後は全員中国人である。何がそんなに楽しいのか、中国人はいつも

中国語で何かをでしゃべり、大爆笑している。ほんとにもの凄く楽し

そうである。

僕を指導してくれることになったのは日本語のあまり上手くないスリ

ランカ人で、この人は仕事が超テキトーであった。



研修と違うじゃん!!



消毒は!?手洗いは!?落とした食材そのまま使うなよ!!

絶望的な気分になりながら僕は一日目のバイトを終えた。仕事

内容も機械的で、料理とは程遠いものであり余計に気が滅

った。



ホールにしてもらおう・・・・。



マジでそう思った。(ホールはほとんど日本人)

しかし2回3回と働いていくうちに、僕はこの職場の楽しみ方を

つけ始めた。キーワードは「裏を返せば」である。

日本人がいないけど「裏を返せば」、あまり気を使わないでいい

外国人と働くのは気楽だし、片言の会話だからこそ他愛のない

話で盛り上がれるし(最近は「さすがぁ」が流行っている)、下手

に気の合わない日本人と働いているよりはよほど楽しいのであ

る。何度か顔を合わせているうちに中国人やスリランカ人とも仲

良くなってきた。

社員が滅多に来ないから結構みんなテキトーにやっている。タ

コすったり勝手にまかない作ったり。中国人が作るまかない

国の家庭料理で、とても美味い。

仕事もきちんとこなしていれば、普通の店以上の評価を受けられる(笑)


どん底から始まったバイトだから、いろんな事が楽しく思える。なかな

かの穴場を見つけたんじゃないかと今は思う。ただ、居酒屋に行くなら

大型チェーンより個人店だな、とも思うようになった・・・・・。

11月頭の週末にジムのコンペがある。

今回はなんと団体戦だとか・・・・・。あの人もよく考えるわ。

コンペで使う3段ハングの壁は現在セッティング中で、大げさに布で

隠されていてウケた。セッティングする何人かの人はその布をくぐっ

て入り、中でシコシコ登っている模様である。しばらくするとグッタリし

た顔で出てくる・・・・・。なんかいかがわしい場所に入っていくみたい

だ・・・・(爆)


僕はといえばかなり調子がいい。自転車旅でサボっていた分を取り

戻し、さらに軽く一皮剥けた感じである。1級も1本登ったし。

これだけ調子がいいのにコンペで登れなかったら凹むなぁ・・・・。