前にも書いたように、僕のバイト先の厨房は社員が見回りに来るわ
けでもなく僕以外全員外国人のため、かなり好き勝手やっている。
昨日はデザートを初めて作った。
チョコレートパフェ、何たらパフェ、何たらアイス等々(足ついたらま
ずいんで詳細は・・・・・)。
パフェを作るというのは、かなり素敵な仕事だと思った。パフェには
夢がある。お客さんが目を輝かせて食べているところが想像しやす
い。少なくともタコわさを盛り付けているよりは。
持ち場はデザートだけではないのでオーダーの合間に作るのはな
かなか大変だが、一つ一つ丁寧に作った。それを見ていた中国美人
(キッチンにいるのが惜しい美人さん)が
「○○(僕の名前)はここのチョコレートパフェ食べたことある?」
と聞いてきたので
「ないです」
と答えると
「○○ー○(スリランカ人)、パフェみんなで食べようよ」
と言い出した。○○ー○さんは
「ミンナデタベマショオ」
と言ってご機嫌でチョコレートパフェを4つ作りはじめた。
パフェを作って食べるというのは、軟骨揚げを一つつまみ食いするの
とは訳が違う。さすがにやりすぎだろ~・・・・、と思ったが、目の前に
置かれたボリュームたっぷりのパフェを目の前にすると、そんな考え
はどこかに消えた。
人生初のタダパフェに、スプーンをざっくり落として思い切りほお張る。
な、何だこれは!
こんな食べ物があったのか!!パフェを食べるのはおそらく数年ぶ
りだが、こんな衝撃は初めてであった。パフェの正しい食べ方は一気
食いではないか?
考えてみればパフェってすごい食べ物である。生クリームに、バニラ
アイスに、プリンに、カラメルムースに、たっぷりのチョコレートソース。
入っているバナナは一本分。底にはコーンフレーク。
高カロリーのものが、これでもかと詰め込まれている。体重増加とか、
コレステロールとか、普通に考えたら恐ろしくて食べられない。
でも、パフェのもたらす満足感は、
そんなちんけな心配をあっさり吹き
飛ばすほど強烈なものであった。
脳みそはおそらく興奮物質を分泌していた。函館で食べた海鮮丼に近
いものを感じた(あれだってやりすぎだろうと思うほど贅沢なものが乗っ
ている)。
この日はその前に中国人が作った塩味の牛肉スープとキムチ鍋を食べ
ていたから、お腹パンパンになった。わりかし暇だったから、僕はデザー
ト付の飯を食いに行ったようなものである・・・・・・。