ここ3ヶ月ほど、僕は「意識して」風邪をひいていない。
バイト先の連中が風邪でバタバタ倒れていく中、僕一人ピンピン
している。あたかも僕はウイルスという弾丸が飛び交う戦場を駆
け抜けていく兵士のようである。
風邪って、「ひかないな」と思っている時にはひかないのだろう。
それにはもちろん体力の充実とか疲労具合が裏づけになってい
るのだけど、僕の凄いところは思いっきり疲労していても
「絶対にひかない!!」
という強い意志で風邪ウイルスを撃退してしまうところである。
「試験が終るまでは風邪なんかひいてる場合じゃないんだ!!」
「風邪でコンペ出るなんてありえない!!」
動機は様々である。
正直危ない事は何度もあった。僕は調理のバイトを2つやっている
が、どちらも一人が風邪をひくと皆にうつる。常に誰かが風邪をひい
ている状態である。そこに徹夜明けなんかで行くと、相当気合入れ
てないとうつされる気がする。ウイルスを追っ払う為に、訳もなく一人
険しい顔をしていたこともあるだろう。
いずれにしろ、「絶対にひかないのだ」という強い意志があれば本当
にうつされないということは判明した。問題は、その気持ちがゆるん
だ時である。試験後や、コンペ後は、風邪の極々初期症状を感じた
(僕には風邪をひいた瞬間が分かる、という能力がある)。別に気を張
ってる必要もないし、
「ひいてもいいかな」
と少し思ったりしていた時期である。
そんな時は、栄養をたっぷりとって、ガッと寝る。それで朝にはスッキ
リしている。やっぱり俺って風邪をひかない天才なんじゃないかと思う。
もし「風邪ひかない選手権」というものがあれば、上位に入れる自信が
ある。
え?
なになに?
バカは風邪をひかない?
はっっっっ!!!!!!
そ、それか!!!
納得~~~~・・・・・・・。

