後悔。光。 | 私は家族と生きる。~毒親育ち・完~

後悔。光。


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毒親育ちでコミュ障

自己肯定感ゼロ人間のブログです。

いつか自分を好きになれる日までの記録。

双子(2年生)で年子(1年生)の3児の母。

共働き。ほぼワンオペです。


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私は赤ちゃん動画が大好物で

SNSでよその赤ちゃんの動画を

片っ端から見ているのですが

見ていると自分の時を思い出します。



次男は強烈に後追いする子でした。


覚えている限りでは

3歳ではまだ常に後を追って絶叫していた。



思い出すのは次男が2歳になる前の頃。

3人の同時ギャンに耐えきれなくなった私は

子供をリビングにおいて

ひとりで2階に避難しました。


次男は当然追いかけてくるけど

当時階段にゲートをつけていたので

私は布団をかぶって耳を塞いでいた。




しばらくすると

次男はどうやってゲートを乗り越えたのか

この世の終わりのような大絶叫で

階段を上ってきました。


その姿を見た私はまた発狂して

次男を置き去りにして

鍵のかかる部屋に移動して閉じ籠った。



次男がドアの向こう側に張り付いて

ガンガン叩きながら私を呼んでいたけど

私は次男の声から逃れたくて

泣きながらうずくまっていました。


その後どうしたかは覚えていません。





今考えると

ママを追いかけている錯乱状態の中

無我夢中でゲートを乗り越えようとして

次男は何度か落下したかもしれない。


もしかしたらどこか打って

痛い体でのぼってきたかもしれない。




そうまでしてママのところに来たのに

ママは何故だか怒って逃げていく。


今度はドアに鍵をかけて

泣き叫んで叩いても開けてくれない。


次男はどんな気持ちだったろう。





私はあの頃自分の事しか考えられなくて

泣いてる子供の気持ちに寄り添えなかった。


もっと最低な事を言えば

赤ちゃんにも気持ちがある事にすら

気づけていなかったんじゃないかな。




あの時何故私は

次男を抱きしめてあげなかったのだろう。


お互い大泣きしながらでいいから


乗り越えられないゲートを乗り越えてまで

私を求めてくる

全身全霊の気持ちを

受け止めてあげればよかった。



私は今まで誰かに強く必要とされた事も


誰かのまっすぐな思いを

受け取った事もなかったから


何故子供が自分を追いかけてくるのかを

理解できなかった。





もしあの時に戻れるなら

ドアに張り付いて泣き叫ぶ次男と

底無し沼に沈んでいく私を

ふたりまとめて抱きしめてあげたい。



そして

5年後には皆で笑って暮らしているよと


いずれその子が光をくれるよと

教えてあげるんだ。