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AREA73 MY NEXT THIRTY YEARS

1973年出現、船長、だけど今は陸での仕事。
海に戻りたい坊主おやじの出来事、気になる事。

さて、ボクにとっては懐かしのKoperへの寄港なんですが、やっぱり町並みだけでなく、食事を楽しまなきゃッ‼︎ってコトで。

 

海鮮が美味しんですよ、Koperは。

アドリア海に面した海沿いの町。

隣はイタリア、反対隣はクロアチア、その下はギリシャ。

海鮮が豊富に獲れるのと、ギリシャ料理に近い素材を活かした料理かつイタリアンの要素もあり、とにかく美味しいんです。

世界三大料理に挙げられるヨーロッパの国がありますが、あれって新鮮なモノがなかなか手に入らない、保存食的なモノも多く、ソースとかを駆使した料理ですよね、ボソボソ話すクセに世界で一番キレイな言葉とかって言ってて、世界で一番美味しい料理とかってその国のヒト達は。

 

ボクはそんな捏ねくり回した料理より、素材の味を十分に活かしたシンプルな方が好きで、ギリシャ料理が好きなんですが、このスロベニアはKoperの料理も好きなんです。

一皿目はツナの塩風味、鯛(系?)のマリネ、エビをさっと湯に潜らせたマスタードソース掛け。

 

うまい‼︎

 

ツナは出されたバケットに乗せ、オリーブオイルを垂らして頂いて。

魚が何せ美味い!

 

二皿目は皆でシェアですが、

左から、タコとカッテージチーズ(みたいな)の和物。

スプーンの左側がイワシの南蛮漬けみたいな感じで、イワシをフライして、オニオンスライスともにマリネした感じ。

スプーンの右側はズッキーニ、ニンジン、パプリカ、オニオンなどのトマト煮込み。

一番右はフムスのようなモノ。

コレらもバケットに乗せたりしながら頂きました。

 

そう、野菜も美味しいんです。

さすが地中海って感じで温暖な気候が育む瑞々しい野菜達。

煮込みでも長時間って感じではなく、さっと煮立たせただけぐらいの感じで野菜もシャキッとしていて、歯応えもあり美味しかったです。

そしてメインは2種類の魚のグリル。

上の写真はシーバス。

そして下は名前忘れましたが、コレまた鯛っぽい味の白味。

 

コレらを配膳担当の方がしっかり骨を取り、各人に取り分け。

左側がシーバス、右側が鯛っぽいヤツ。

どちらも基本的にはさっぱりした味で魚なんですが、それぞれの味わいがあり、かつしっかりと魚の味を感じるコトが出来ましたね。

個人的にはシーバスがお気に入りでした。

シーバスと共にグリルされた野菜も旨し‼︎

 

一見、そんな量は無いように見えますが、結構ボリュームがあり、魚で満腹。

 

でもね、デザートは別腹。

甘いモノ好きのボクにとってはやはり、コースの最後のデザートも楽しみ。

ヘーゼルナッツのスフレ。

チョコの生地の中にヘーゼルナッツのクリームが中から出てきて…割った写真を撮り忘れました…周りの黄色いソースっぽいのはプリンの固める前みたいな、スペインのカタリューナプディングっぽい感じ。

 

いや〜美味い‼︎

 

欧州で多い、悶絶するくらい甘いケーキやデザートではなく、上品な甘さを抑えた甘さがホントにイイんです。

 

船を訪ねてきてくれた懐かしい顔と共に美味しい料理を久々に堪能してきました‼︎

 

Klemen Slakonja 「How Much Time Do We Have Left?

2025年リリースで2025年Eurovisionのスロベニア代表として選出されたKlemen。

この 「How Much Time Do We Have Left?」は彼の奥様が病となり死に直面するという実体験を元に書かれた曲。

幼い子供を置いていかなければならない気持ちやタイトル通り私たちが一緒に過ごせる時間はあとどれくらい残っているのかと自問自答。

奥様は病を克服されて今はお元気なようですが、その時の気持ちを描き、病に打ち勝つヒトの強さや病への理解が広がればイイとの思いで書かれた曲だそう。

静かなでも力強い曲で、聴くごとにその良さを感じられる一曲。

結局Eurovisionでの評価はあまり高くなく敗退するコトになりましたが、個人的には好きな曲となりましたね。

PVもちょっと不思議な感じでついつい見入ってしまう作品です。

なかなかスロベニアの歌手って知らない…いや、大体スロベニアってホント欧州に駐在してKoperに仕事で行かなかったら、どこなんだろう?くらいでしかなかったと思いますね。

旧ユーゴスラビアの国って言われてもピンとこなかったですからね。

だから歌手なんて全くでしたが、長年続くEurovisionをたまにチェックしていると、Koperを知ってからはスロベニアの歌手って、歌ってどんなだろうってコトで聴いたりするようになったんですよね。

以前は自国語での歌が多かったですが、最近は英語の歌も増えて、聴きやすくなってますからね。

YouTubeで是非チェックしてみて下さいな。

 

 

 

 

いや〜懐かしいです。

何回行っただろうか?

まさか人生でこの地に行くなんて思っても見なかった場所。

それなのに何故か20回は訪れた地。

ホント懐かしい。

いや、もちろん家並み一つ一つを記憶しているワケではないですが、この雰囲気、可愛らしい色合いが懐かしく、そして嬉しくて。

細い路地を縫って歩いて行くと所々に開けた場所があり、小さな広場となっていて、その周りにはバーやレストランが。

そう、コレ、コレ!

ココで飲んだよ。

ココでシガーを楽しんだよ。

なんて記憶が一区画歩くたびに蘇ってくる。

旧市街地は昔の趣をそのまま遺し、でも今もこの家々には住んでいる。

7年ぶりにまた来ることができた町。

 

そう、ここはスロベニアはコペル(Koper)。

欧州赴任中にあるプロジェクトがこのKoperで始まり、何度となく通い、時にはサービスアパートメントを借り、10日余り滞在したり、寝ずに36時間以上業務をしたり…。

タイヘンなコトもありましたが、キレイな町並み、キレイな海、そして優しい人達がいるKoper。

嬉しいですね。

 

でもね、散々訪れたこのKoper港。

実は実は、海から、船から行くのは初めて‼︎

欧州赴任中はロンドンやブリュッセルから飛行機でトリエステ空港か、リュビュリナ空港に下り立ち、車で2時間半移動してKoper入りしてました。

船の仕事とはいえ、貨物を安全かつ効率よく積む為の作業の監督みたいなコトしていましたからね。

だからコレまではKoper入りは空路と陸路。

 

そして本業に戻って7年。

なかなか寄港する機会がなく、やっと海路で入港するコトが出来ました‼︎

 

入港すると早速懐かしい顔が訪ねてくれました‼︎

わざわざ訪ねて来てくれて、更には開発が進み、拡大された港を是非見てくれと。

入港して来た時からボクが訪れていた頃にはなかった施設があるコトに気付いていました。

そんな彼らの誘いを受け、港の中をわざわざ案内してくれて。

確かにホント大きくなっていて、知らない施設や倉庫が数多く出来ていて、懐かしいだけではなく、新しいトコも見れて楽しませてもらいました。

その港内の見学の最後には、ボクが訪れていた際に仕事の合間に立ち寄っていた港の施設にある軽食店へ。

 

さすが何度も共に仕事をした奴、分かってるね〜。

 

入り口にあるテーブル、変わってないなぁ〜。

ここでエスプレッソを頼んでタバコ吸ってたんだよ。

ってコトで、エスプレッソを。

 

変わらず美味しかったですね。

懐かしさ、嬉しさも相まって、余計に美味しく感じました。

 

いや〜久々のスロベニアはKoper。

長くなるので、続きは次回。

松田聖子「レンガの小径」、1983年2月シングル「秘密の花園」の B面としてリリース。

当時はピンクレディの9作連続1位を抜かすコトが出来るか否かが話題となった作品のB面。

結果的にはこのシングルで10作連続1位を獲得し、その後24曲連続1位の偉業を達成する通過点ぬすぎなかったのですが。

そんなB面の「レンガの小径」。

いや〜好きなんですよ、ボク。

A面の「秘密の花園」よりもずっとずっと好きで。

淋しい歌なんですよ。

草萌えるレンガの道の
突きあたりあなたの家ね
呼び鈴を押したけど
もう誰もいない

自分では感じないけど
気の強いところもあったの
ささやかなすれ違い

許せずにひとり

 

歌詞もイイんですけど、表現力が抜群‼︎

歌詞が良くて情景が浮かぶだけでなく、この歌声、表現があって更なる映像が頭の中に広がる。まさにそんな感じ。

 

懐かしいKoperの旧市街地を歩いているとふと鼻歌で歌ってしまった曲です。

 

人は倖せを
不意に失って気付く
そして振り向いて探す
時の忘れ物

 

 

 

 

 

さて、順番は前後するのですが、BelgiumはZEEBRUGGE、NetherlandsはAMSTERDAMと寄港し、昨日アップしたSpainはBARCELONA へ向かう途中にGibraltar海峡を通らなくては地中海の港のBARCELONAへは辿り着けない‼︎

ってコトでGibraltar海峡です。

いや〜相変わらず船が多いです。

海峡を大西洋から地中海へ、地中海から大西洋へは以前と比べるとやや少ない気はしますが…っていまスエズ運河というかあの辺りの情勢が悪いままなのでスエズ運河の通峡を控えている船会社が多く、スエズ運河を抜け地中海を通り欧州に向かう船やその逆の欧州から地中海、スエズ運河と航行する船が減り、その分Gibraltar 海峡を通る船は減っているんですよね。

船が多いってのはSpainからMoroccoへ、MoroccoからSpainへの船が多い‼︎

フェリー見たいな旅客船や貨物船も。

 

ボクらのように海峡に沿って航行している船からすれば、横切ってくる船。

信号があるわけでなく、それらの船を避けながら、更に地中海から大西洋へ抜ける船を交わしながら…。

 

で、海峡たるもの、潮の流れも急なんですよ。

霞んでいて分かりにくいですが、写真の上側に真横に筋がありますよね、海面に。

コレは潮の流れが顕著に見えているんですよ。

左側に映る陸がSpain。

ボクら通峡した時は大西洋側から地中海側への潮の流れが強い時で、機関的には15ノット(対地速力)くらいで航走するトコを実際には19ノットも出て。

って分かりづらいですね。

スピードが1.3倍。

 

う〜ん、動く歩道、ほら空港などにある平坦なエスカレーター。

その動く歩道を歩く人の速力(コレが対水速力)は変わらなくとも、動く歩道自体の速力が加わり、動く歩道に乗っていない人からすると歩いている人の速力➕動く歩道の速力(コレが対地速力)。

 

で、海峡…つまり狭いトコかつ船も皆がそこを通るから集約され、必然的に船が多くなる海域なので速力を大洋航海中よりもゆっくりにして通りたいんですよ。

にもかかわらず、潮を受けて予想以上(ある程度は分かってますが)の速力で狭いトコを抜けるコトになり…。

 

15ノットは約28キロ、19ノットは約35キロ。

 

えっ、そんな程度の違い⁉︎っ思うかもしれないですが、1.3倍のスピードの違い、60キロで走って狭いトンネルを走るつもりが、道が動いてトンネルの壁とのスピードが80キロになる感じ。

そんなトンネルの横からは交差してくる車が来る。

更に潮なのでずっと同じ方向に流れているワケではなく、急に違う方向に流れ、トンネルの真ん中を走りたいのに道が斜めに動き出しどんどんトンネルの壁側へ動かされる…みたいな状況です。

さらにはトンネルの真ん中で自転車がフラフラ、止まったり動き出したり…って小型の漁船が入るんですよ。

 

だから写真撮っている場合じゃないんですが。

こちらはMorocco 側のTangier(タンジール)

全体的霞んでいて、折角陽のあるうちに通峡できたのにイマイチ写真がクリアでないのが残念。

(ホント、写真撮っている場合じゃないんですが。)

 

Gibraltar 海峡を抜けた頃にはすっかり陽も傾いて。

振り返って写真を撮っているので、右側がSpain。

小さく海峡を横切る船が写っています。

2023年リリース、MOCEDADES featuring Placidi Domingo 「ERES TÚ」。

MOCEDADESの1973年のヒット曲を50周年企画でPlacido Domingoを迎えてセルフカバー。

いや〜双方ともすっかり年齢を重ねて…って感じですが、相変わらず歌声は素晴らしい‼︎

どちらも60年代後半からスペインで活動、そしてジャンルは違えども長年活躍するアーティスト。

シングルグループとオペラ歌手。

1973年のオリジナルバージョンもイイですが、50年の時を経て、円熟を増した落ち着いた歌声に、Domingoの伸びのある歌声、イイんですよ。

この時すでにDomingo82歳‼︎

いや〜素晴らしいです。