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AREA73 MY NEXT THIRTY YEARS

1973年出現、船長、だけど今は陸での仕事。
海に戻りたい坊主おやじの出来事、気になる事。

さて、順番は前後するのですが、BelgiumはZEEBRUGGE、NetherlandsはAMSTERDAMと寄港し、昨日アップしたSpainはBARCELONA へ向かう途中にGibraltar海峡を通らなくては地中海の港のBARCELONAへは辿り着けない‼︎

ってコトでGibraltar海峡です。

いや〜相変わらず船が多いです。

海峡を大西洋から地中海へ、地中海から大西洋へは以前と比べるとやや少ない気はしますが…っていまスエズ運河というかあの辺りの情勢が悪いままなのでスエズ運河の通峡を控えている船会社が多く、スエズ運河を抜け地中海を通り欧州に向かう船やその逆の欧州から地中海、スエズ運河と航行する船が減り、その分Gibraltar 海峡を通る船は減っているんですよね。

船が多いってのはSpainからMoroccoへ、MoroccoからSpainへの船が多い‼︎

フェリー見たいな旅客船や貨物船も。

 

ボクらのように海峡に沿って航行している船からすれば、横切ってくる船。

信号があるわけでなく、それらの船を避けながら、更に地中海から大西洋へ抜ける船を交わしながら…。

 

で、海峡たるもの、潮の流れも急なんですよ。

霞んでいて分かりにくいですが、写真の上側に真横に筋がありますよね、海面に。

コレは潮の流れが顕著に見えているんですよ。

左側に映る陸がSpain。

ボクら通峡した時は大西洋側から地中海側への潮の流れが強い時で、機関的には15ノット(対地速力)くらいで航走するトコを実際には19ノットも出て。

って分かりづらいですね。

スピードが1.3倍。

 

う〜ん、動く歩道、ほら空港などにある平坦なエスカレーター。

その動く歩道を歩く人の速力(コレが対水速力)は変わらなくとも、動く歩道自体の速力が加わり、動く歩道に乗っていない人からすると歩いている人の速力➕動く歩道の速力(コレが対地速力)。

 

で、海峡…つまり狭いトコかつ船も皆がそこを通るから集約され、必然的に船が多くなる海域なので速力を大洋航海中よりもゆっくりにして通りたいんですよ。

にもかかわらず、潮を受けて予想以上(ある程度は分かってますが)の速力で狭いトコを抜けるコトになり…。

 

15ノットは約28キロ、19ノットは約35キロ。

 

えっ、そんな程度の違い⁉︎っ思うかもしれないですが、1.3倍のスピードの違い、60キロで走って狭いトンネルを走るつもりが、道が動いてトンネルの壁とのスピードが80キロになる感じ。

そんなトンネルの横からは交差してくる車が来る。

更に潮なのでずっと同じ方向に流れているワケではなく、急に違う方向に流れ、トンネルの真ん中を走りたいのに道が斜めに動き出しどんどんトンネルの壁側へ動かされる…みたいな状況です。

さらにはトンネルの真ん中で自転車がフラフラ、止まったり動き出したり…って小型の漁船が入るんですよ。

 

だから写真撮っている場合じゃないんですが。

こちらはMorocco 側のTangier(タンジール)

全体的霞んでいて、折角陽のあるうちに通峡できたのにイマイチ写真がクリアでないのが残念。

(ホント、写真撮っている場合じゃないんですが。)

 

Gibraltar 海峡を抜けた頃にはすっかり陽も傾いて。

振り返って写真を撮っているので、右側がSpain。

小さく海峡を横切る船が写っています。

2023年リリース、MOCEDADES featuring Placidi Domingo 「ERES TÚ」。

MOCEDADESの1973年のヒット曲を50周年企画でPlacido Domingoを迎えてセルフカバー。

いや〜双方ともすっかり年齢を重ねて…って感じですが、相変わらず歌声は素晴らしい‼︎

どちらも60年代後半からスペインで活動、そしてジャンルは違えども長年活躍するアーティスト。

シングルグループとオペラ歌手。

1973年のオリジナルバージョンもイイですが、50年の時を経て、円熟を増した落ち着いた歌声に、Domingoの伸びのある歌声、イイんですよ。

この時すでにDomingo82歳‼︎

いや〜素晴らしいです。

 

さて、また少し開きましたが、バルセロナです。

いや〜昨年も寄港しましたが、その時は買い出しのみで観光には行けず。

ってコトで、久々のサグラダファミリア。

 

来年完成でしたっけ?

う〜ん、なんだか以前には見かけなかった塔が出来てる?

コレが2014年↑

コレが2016年

そして、9年後の今が

こんな感じ。

って、表側?で同じ角度の写真がなくて比較し難いんですが。

表側かどうか分からないですが、古くからあり、細かい彫刻が施されている側を勝手におもてにしていますが。

 

真ん中の塔がかなり出来上がっているんです。

コレはウラ側。

コレは2014年。

手前側の4本の塔は既にありましたが、左脇の3本➕真ん中の太い塔がなかったんですよね。

完成が近づいていますね。

 

てっコトで久々の証拠写真。

やばい‼︎

デコがどんどん広くなっている…

こちらは9年前。

 

いやいやボクの額後退度ではなく、久々のサグラダファミリアでした。

 

2023年リリース、Pablo Sainz-Villegasのアルバム『the blue album』から「La fille aux cheveux de lin」(邦題:亜麻色の髪の乙女)

ってね、グループサウンズのヴィレッジ・シンガーズじゃないですよ。

島谷ひとみでもないですよ。

Claude Achille Debussy作曲のクラシックミュージック。中でも印象主義音楽と言われるジャンルに分けらるみたいですが…って、全然詳しくはないのて。

ただ、一度は耳にしたコトがあるはず‼︎

 

ってね、Pablo Sainz-Villegasのアルバム『the blue album』はギターのために新たにアレンジされた、誰もが知っている小品集というコンセプト。

だからどの曲もタイトルや誰の曲なんかは知らなくても、なんか聴いたことがあるぞぅ〜って曲ばかり。

それが彼の奏でるスパニッシュ・ギターにより柔らかく優しくアレンジされて凄っく心地イイ!

 

亜麻色の髪ならまだ額の後退も目立たないんだけどなぁ〜、サグラダファミリアの塔は新たに生えているっていうのに…。

 

 

えっとようやく港に着きました。

いや〜長かったですね、Singaporeを出港して1ヶ月以上。

やっとヨーロッパの港に着きました‼︎

また幾つかの港を巡るのですが、そんな中の1つ、Netherlands はAMSTERDAMに入港。

なんと‼︎ボク、AMSTERDAMは入社して初めて乗った船以来の寄港。

ヨーロッパ駐在の時はたまに小旅行や仕事で行きましたが、海からじゃないので。

 

AMSTERDAMは河を上った場所にあり、潮汐が非常に大きい為ロックと云われるシステムがあり、そのロックを通ってから岸壁に着桟。

まぁ、色々ありました、このロック通峡の時も着桟前も。

無事に着けられたからヨカッたものの、ヒヤヒヤでした。

 

そんな着岸後、荷役も始まり…ボクは入港作業や訪船者などを終えたら一旦休むのですが、休む前に船橋で片付けをして、さて休もうかと思って前を見たら

帆船が今にもボクら船にぶつかりそうな状況。

オイオイ、やめてくれよ。

 

着岸中のボクらは何も出来ない状況。

エンジンも既に停止、手仕舞いも終了しているので、直ぐには動かせない。

いや、係留しているのでエンジンを動かせたとしても係留索を誰かに外して貰わなければ動けないですし。

 

ボクらの着岸した岸壁の前で帆船のイベントをしているようで、入港途中から沢山の帆船と出会ってましたが、まさかボクらが着岸する岸壁の直ぐ前がイベント会場とは。

 

次々と帆船がやってきてはイベント客を乗せてでて行くみたいで、それ自体はイイのですが、客を乗せるまでその手前で待っているワケです、係留もせず、ただエンジンを止めて漂っている感じ。

先の帆船が客を乗せでて行ったら、そうやって待機していた別の帆船が着岸して客を乗せるのですが、待機している帆船が1隻や2隻ではなく、河の狭いトコで何隻も待っているんですよ。

 

そんな中の1隻がどんどんボクらの船に近付いてくる。

オイ、ちゃんと見ているのかい?

 

船同士コンタクトをとる無線機で呼びかけてみるも全く反応無し。

 

仕方がなく汽笛を鳴らして注意喚起。

 

あっ、帆船っていってもエンジン使えるんですよ。

順番が来たら、エンジンを動かして着岸していくワケで、エンジンを止めて待機って車でいうニュートラルに入れているだけ。

でも、ボクら着岸している船は完全にエンジンを切り、キーを抜いた状況。

ただ車みたいにキー入れて回したらエンジン起動(今じゃボタン押すだけですけど)ってワケにはいかないのが船。

 

だからボクらはなす術もないので、無線で呼ぶか汽笛鳴らすしかないんですよ。

 

なのに、反応無し。

いや、反応はありました。

違う帆船に乗った客たちは。まるで彼らに挨拶したかのように思ったのか、ボクらの船に対して手を振ってきましたから…いや、そんな呑気な状況じゃないんだよ、ボクらは。

肝心のぶつかってきそうな船は無反応。

 

仕方がなく、港長に連絡してようやくその近付いてきている船に連絡してもらいコトなきを得ましたが、なんだかね〜って感じ。

 

いや〜どんだけの帆船が集まっていたんだろう?

Candy Dulferアルバム『LIVE IN AMSTERDAM』から「Pick up the pieses」。

オリジナルはアルバム『SAX-A-GO-GO』に収録されています。

Funkyなナンバーでライブでかなり盛り上がっているのが分かります。

ただあまりライブバージョンは聴かないのですが、この曲は元々Candy Dulferの中でもかなり好きな曲なこともあり、たまにライブ感を楽しんでます、9分以上あるんですけどね。