第66回元祖わんこそば全日本大会（詳細）

　こんばんは！！今日は11日に岩手県花巻市にて行われた、「第66回元祖！わんこそば全日本大会」について書こうと思います！！

　今年の花巻は雪が全く積もってなかったので、当日はホテルから会場である花巻市文化会館まで歩いていきました！

　受付を済ませて会場に入ると開会式が始まっており、その後小学生の部が行われました！！今回も小学生の部は応援の熱気が凄く、声援を受けつつ小学生の食士が懸命に食べる姿が印象的でした！！そんな中、地元花巻市の南城フェニックスチームが3人で129杯完食で優勝されました！！南城フェニックスの皆さん、優勝おめでとうございます！！

　小学生の部の後は団体の部が行われましたが、今大会から団体の部は競技時間が5分から3分に変更となり、どのチームにおいても優勝できる確率が高まりました！そんな中、優勝常連チームである最速ファイターズが安定した食べっぷりで、3人合計307杯完食で通算8回目の優勝を飾りました！！最速ファイターズの皆さん、優勝おめでとうございます！！

　団体の部の途中で行われた、エキシビジョンであるアナウンサー対抗の部では、「熱血5時間生テレビ」にてわんこそば駅伝の経験がある石田アナが食士の岩手朝日テレビチームが、仮屋アナとの息もピッタリで見事優勝されました！！石田さん、仮屋さん、優勝おめでとうございます！！

　団体の部の後は、いよいよ自分が出場する個人の部が始まりました！！前回大会までは団体の部も競技時間が5分間だったので、団体の部と個人の部で最も多く食べた食士が横綱に認定されていましたが、今大会から団体の部の競技時間が3分に変更になった事により、横綱は個人の部からのみ選ばれる事となりました。

　今回個人の部に出場する食士の中で、強力なライバルとなりそうなのは前回大会横綱の岩渕さん、第55回及び第62回大会横綱の神山さん、そして前回大会4位で西の早食いエキスパートである山神さんです！！自分と山神さんは最終組だったので、まずは1組目に登場する岩渕さんの競技を見ましたが、流石前回大会横綱だけあって、速くてスムーズな食べっぷりでした。しかし隣の席の後藤さんも岩渕さんに負けないスピードで食べており、1組目はこの2人のデッドヒートとなりました！！結果は岩渕さんが227杯、後藤さんが220杯で岩渕さんが暫定トップとなりました！！

　2組目には第55回及び第62回大会横綱の神山さんが登場！！神山さんもスピーディで途中止まることなく食べ進められましたが、神山さんの隣の席の女性食士である山本さんが神山さんに負けず劣らずの速さでこちらも接戦となりました！！結果は神山さんが228杯、山本さんが212杯で暫定トップが岩渕さんから神山さんに変わりました！！

　最終組、いよいよ自分の出番です！！暫定トップが神山さんの228杯なので、この記録を抜けば横綱になる事ができますが、隣の席の山神さんにも勝たなければならないので、厳しい戦いになることが予想されました！

　ステージに上がって給仕さんと打ち合わせをし、給仕さんが入れやすい自分の位置と固定するお椀の位置を確認しました。そして「楽しみましょう！！」と給仕さんに声をかけ、いよいよ競技がスタートしました！！

　競技開始後、給仕さんが入れるそばをどんどん食べていきましたが、開始から2分までは山神さんにリードを許すちょっと苦しい展開になりました。それでも今まで練習してきた自分自身を信じつつ、給仕さんと息を合わせ続ける事により、後半で山神さんに追いつく事ができました！！そしてラスト1分のスパートで、ついに山神さんを引き離す事に成功して5分間の競技終了！！終了後に係数係の杯数表示を見たところ、自分が245杯で山神さんが237杯、あとは検査役の吟味（こぼし判定によるマイナス）に委ねられる事になりました。

　今大会は「キレイに早く」がテーマだったので、自分もなるべく食べこぼしが無いよう心掛けましたが、何しろスピードを上げて食べたのでいくらかこぼしてしまいました。しかし給仕さんがお椀を外して落下させた杯数がほとんどなかったので、そんなにマイナスはつかないだろうと思いつつ結果発表を待ちました。そして判定の結果自分がマイナス5杯、山神さんがマイナス3杯で最終結果は自分が240杯、山神さんが234杯となり、自分の個人の部優勝並びに第66代横綱が確定しました！！