黄砂で滲んだ青空をみながら春の穏やかな気候を味わっている。もうヒーターはいらない。眠気に襲われたつぶらな瞳で記している。東から西へ雲が旅を続けている。さようなら。冷たい冬よ。

土曜日の18時からのFMラジオを聴くために その時間帯は何かと理由を付けて外出するのが最近の習い。
ポンコツ車に乗り込み エンジンにスイッチを入れたら チューニングを84.8に合わせる。福岡シティのNHK放送にセット完了。
さあ ドライブの始まりだ。

この時間帯は50分間 ティンエージのパーソナリティーが身の回りの大人たちのリクエストに応える番組が流れている。
懐かしいメロディーに今の自分をリフレッシュさせる目的の為 毎週楽しみな時間の一つになっている。

パーソナリティーの彼女たちの両親や周りの大人たちの年齢は 俺と同世代だから 俺がティンエージの頃に口ずさんでいた唄が 時短しとリクエストされている。
自然とハンドルを操作する表情にも笑顔が産まれる。あの頃の 何が次にセットされているのか解らないジュークボックスのようなエキサイティング。そんな感じ。

コイン一枚の価値は変わってしまったさ。それは理解っている。でも曲の価値は昔のままだぜ。

切ないフレーズと共に見た 鈍よりした夕暮れを思い出に変えて ダウンタウンの見慣れた景色に別れを告げて 週末が始まる。唇の片一方を吊り上げれば 何もかもが 上手くいく予感。

そんな俺を見つけ出したカラスのかあすけの野郎が 小春日和の風と共に山から降りて来た。

(阿呆ー。阿呆ー。)

春の訪れらしい。
気が狂いそうなほど迷惑メールが届けられる。
幼稚で低脳だけど ズルい奴らなんだろうな。
俺は詳しく知らないからアドレスをまた変更するしかないと諦めかけた。
アメーバからの質問みたいなのに答えてから 糞メールの嵐。
一週間目の本日 白旗を上げる。