Keith Moon
August 23, 1946 - September 7, 1978

"Moon the Loon"


キース・ムーンといえば、ステージでのドラム破壊。加えて女装が趣味で、ナチス陸軍の軍服を着てユダヤ人街を歩いたとか、プールにロールスロイスごと突っ込んだとか、いろんなエピソードの方が先に入ってきた。そしてそんな奇行の数々を含めて、多くの友人から愛されていたというのが気に入っている。狂騒の60-70’sを象徴する人だと思う。


『The Who Live At Leeds』
キース・ムーンのソロは持っていないので、The Whoの70年のライブ・アルバムを。キース・ムーンの異常なテンションのドラムが最高!

Nicky Hopkins
February 24, 1944 - September 6, 1994

"Session Man"


1960年代から70年代にかけて活躍したセッション・ピアニスト。ビートルズ、ストーンズ、フー、キンクスやジョン・レノン、ジェフ・ベック・・・。名だたるバンドに参加している。『ベガーズ・バンケット』『レット・イット・ブリード』のセッション時、キース・リチャードの到着を待つ間にミック・ジャガー、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ、ライ・クーダーとともに行ったジャムがあの『ジャミング・ウィズ・エドワード』。「エドワード」とはホプキンスの愛称。73年のニッキー・ホプキンスの誕生日に行われたオーストラリア、パースでのライブはブート『HAPPY BIRTHDAY NICKY』になっている。


『The Tin Man Was a Dreamer』
1973年のソロ・アルバム。もちろんピアノがメインなのだが、ミック・テイラーのギターが心地よい。ジョージ・ハリソン、リンゴ・スター、ボビー・キース、クリス・スペディングも参加しているとのこと。優しくて柔らかいアルバム。

Jimmy Reed
September 6, 1925 - August 29, 1976

"Big Boss Man"


「Honest I Do」で存在を知ったブルーズマン。ストーンズのみならず、アニマルズやヤードバーズでもおなじみではあったが、本人を初めて聞いたときの印象はまったりとした癒し系。酔っ払った歌声とほのぼのとしたハープの音がダウン・ホームな感じ。


『I'm Jimmy Reed』
ヒット曲を網羅したオリジナル・アルバム。

Robert Johnson
May 8, 1911 - August 16, 1938

"King of the Delta Blues"


ブルースをかじり始めた80年代後半に、全テイクを収めた(今は別テイクが発見されたけど)『The Complete Recordings』という2枚組みが発売され、繰り返し聴いていた。テイク違いなどあまり興味が無かったが、何より色んな人がカバーしている曲がロバート・ジョンソンのものだったと知った衝撃が大きかった。同じ頃、映画『クロスロード』でかの伝説を知っていたので、そちらからの興味も大きかったのだろう。戦前ブルーズマンとしては、ギター、歌、歌詞ともに、まだ幼いロック畑の人間にとって聴きやすく、すんなりとブルーズの世界へ連れて行ってくれた。


『King of the Delta Blues』
流して聴くには17曲入りのこちらのほうが好み。

Elvis Presley
January 8, 1935 - August 16, 1977

"The King"


聞き込んだというよりも、エルヴィスがカバーしてる曲をカバーしているもう一世代下のミュージシャンを経由してたどり着いた感じ。子供のときは太った体を派手な衣装で身をつつんで甘いラブソングを歌っている、おばちゃまたちが好きな人くらいの印象だったので、個人的なエルヴィスのすごさを実感したのは、大人になって前期のロカビリー~ロックンロール時代を聞くようになってから。音楽史上から言えば、避けては通れないあまりにも大きすぎる存在。

『The King』

ロックンロールの詰まった2枚組みベスト。

Jerry Garcia
August 1, 1942 - August 9, 1995

"Captain Trips"


映画“FESTIVAL EXPRESS”で、リック・ダンコとジャニスとジェリー・ガルシアがハイになりながらメチャクチャな演奏をしているシーンは大好きだが、その中でも、ガルシアがジャニスに向かって、「ジャニス、初めて見たときから君を愛してる、本当だ」と告白するシーンがほほえましい。ジャニスは「また嘘ばっかり」と照れて返事をしていた。


Grateful Dead (Skull & Roses)
70年発売のライブアルバム。土臭いのからトリップ系まで、いろんな面のデッドを堪能できる。"Big Boss Man"がクール。

澁澤龍彦
1928年5月8日 - 1987年8月5日


玩具について、天使について、アンドロギュノスについて、マルキ・ド・サドについて、黒魔術について、幻想文学について・・・。澁澤龍彦の評論、エッセイ、小説には、ロックやアートと同じくらいの影響を受けた。お洒落で、いつもサングラスをかけて、まるで19世末の"ダンディズム"を20世紀に体言していたかのような人。

William Burroughs
February 5, 1914 - August 2, 1997


アメリカ文化に興味を持ち出した10代の頃、ヒッピーの次にはまっていったのがビートニク。時代を遡る形での移行だ

が、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアックからヌーヴェル・ヴァーグ、アメリカン・ニューシネマへ、

そしてボブ・ディランからパティ・スミスと連鎖的に興味の対象が広がっていった。
バロウズに対する愛情はジャンキーで同性愛者、有名なウィリアム・テルごっこ事件などのエピーソードに負うところが

大きい。

中島 らも
1952年4月3日 - 2004年7月26日



らもを初めて知ったのは「宝島」でのカネテツの 「啓蒙かまぼこ新聞」。10代半ばのころは「宝島」でサブカルチャー系の情報をせっせと仕入れてたなあ。写真はバナナ、ハードレイン、サンホール他でのライブDVD付きのブック。ブルースやわ。“いいんだぜ”最高。「今夜、すべてのバーで」 を読み直そう。
Big Mama Thornton
December 11, 1926 - July 25, 1984

"Big Blues Mama"


歴代女性ブルース・シンガーの中でも、パンチの効いた熱唱が圧倒的な存在感を誇るビッグ・ママ・ソーントン。エルヴィス・プレスリーの代表曲の一つである「Hound Dog」を先に大ヒットさせていたことで有名。個人的に最初に聞いたのはまたまたジャニスから教わった「Ball And Chain」だったけど。ダイナミックなシャウトが一番の彼女の魅力だが、屈指の巨体でドラムまで叩き、1960年代にはブルースハープもよく演奏したと知り、脱帽!


『In Europe + With Muddy Water's Blues Band』
ヨーロッパ公演の際に行った、バディ・ガイやビッグ・ウォルターをバックにしてのセッションとジェイムス・コットンやサミー・ローホーンら当時のマディ・ウォーターズ・バンドとの共演作。「School Boy」がかっこよすぎる。