今月初め、GWの頃。
伊勢原市内周遊の道すがら、いつも立ち寄る「野菜無人販売所」で
「(テレビ朝日)じゅん散歩」で放映されます、との写真があって。
毎週のようにここを訪れていることもあり、野菜を並べる農家のおばあさまとは顔なじみ。「24日午前中に写るから、必ず見てよ」と話しかけられましたが。
平日午前中は仕事で家にいられるわけもなく、更に残念なことにはビデオのセットも忘れてしまって。
これでは、おばあさまに合わせる顔がありません(苦笑)。
さて、早いもので5月も終盤に差し掛かりました。業務都合により、今回が今月最後の記事更新に。恒例ですが「短歌・都々逸」で今月を振り返ります。
5月1日は「すずらんの日」でした。
あなたから 思いがけずに 花束が 5月1日 すずらんの日に
Rさんが私に下さった一首です。この日が「すずらんの日」と知っていれば、この花をお渡ししていたのに。来年の宿題、ということになりました(笑)。
そして5日は「こどもの日」
幼な子の 兜をかぶる 凛々しさに 遠き昔の 自分重ねて
幼な子が兜をかぶる姿が凛々しくて。表情も引き締まって見えますよね。といって、自分がそうであったかという点は自信ありませんけど。
田んぼの肥料となる、レンゲの花。この時期に彩りを添えて、目に眩しく映ります。田に咲く花はレンゲばかりではなくて
田植え前 あぜ道に咲く あやめ花 大山を背に 空すみわたり
あやめもまた、この季節になくてはならない花。そしてこのように美しい花々を見守るように大山がそびえていて。
啄木さんではありませんが、「ふるさとの山 ありがたきかな」ですね。
そして5月は、日一日と青葉が濃くなっていく季節。
南国帰りの親鳥にまじって、ヒナたちも巣立ちを迎え、颯爽と空を飛び交っていく光景ももう間もなくではないでしょうか。
最後に。今月18日の「ことば(518)の日」にちなんで詠んだ都々逸で。
思いを紡ぎ 託し繋いで それは言葉が あればこそ
次回は「伊勢原市内周遊」に戻ります。