前回「語呂合わせ」で英単語を覚えたことを記事にしましたが、若き友人Rさんも同様の経験があるそうで。
もっとも彼女はロシア語をはじめとした東欧語圏の言葉を翻訳しているので、私にとっては未知の単語になりますが。
なかで興味を惹かれたのがロシア語「сахар(サーハる)」。砂糖という意味ですが、彼女の覚え方が
サハラ砂漠で砂糖を食べる
この状況がよくわかりません(笑)が、おかげで一つ単語を覚えました。
そのほか、彼女から教えていただいたのは。日本語で「イクラ」は鮭の卵ですが、ロシア語の「イクラ(икра)」は「魚卵」全てを指しているのだそうです。つまり、キャビアも「黒いイクラ」となるわけで。
更には。「ヘンタイ」「オタク」は東欧語圏においても、日本語と同じ意味で通じるというくだりには、感心する一方で笑いが止まりませんでした。
さて本題「伊勢原市内周遊」。今回も秦野市鶴巻付近ですが
小田急線を挟んで温泉街とは反対側、駅南口に真新しい「延命地蔵」さまが鎮座しています。
そして、お地蔵さまに面した坂道を登りつめた地点に
「延命地蔵尊」の祠がありました。
傍らの由緒書によれば、江戸の豪商がお地蔵さまを運んでいる途中、あまりの大きさに音をあげてこの地に置き去りにしたのだとか。
それを気の毒に思った地元の人たちが、祠を建てて雨露を防いであげたのだそうです。そういわれてみれば、確かに大きなお地蔵さま。駅前の真新しく可愛らしいお地蔵さまとは実に対照的で(笑)。
そのあと、お地蔵さまから細道を伝いながら小田急線を跨いでいくと
古刹「極楽寺」に辿り着きます。
こちらのお寺さんには、秦野市の指定重要文化財の一つ
「十一面観音菩薩」さまが鎮座されています。
普段は観音堂の扉の向こう側で拝観かなわないのですが。
11月1日からの7日間に設定されている「文化財強調週間」にあわせて観音堂が開扉されていて。
このとき初めて間近で手を合わせることができましたが、流麗優美なお姿のとても印象的な観音さまでした。
次回も鶴巻付近を巡りながら、伊勢原市内へ戻ります。