見掛けると 三度は回す 摩尼車 般若心経 功徳信じて ~ 厚木天神山古墳と浄雲寺 ~ | 温泉大好き!厚木の住人

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厚木・伊勢原・平塚を中心に古街道を辿り、時には川を遡りながら郷土の歴史を探訪します。

 昨夜は七夕でした。

 毎週土曜日の朝に俳題が出される「気楽爺」さまのブログ、今回はきっと七夕にちなんだものと決め打ちして。

 

 七夕の 夜空を流る 天の川 かなえられにし 二人の逢瀬

 

 昨夜のうちに詠んで。あとは投稿を待つのみ、としていたのですが……。

 今回の出題は「朝顔とうちわ」でした。構想練り直し、しないとですね(苦笑)。

 

 気を取り直して本題「糟屋道」。

 前回は県立厚木高校正門まででした。

 厚木高校を横目にして、わずかに東へ進むと小高い丘が目に入ります。

 周りを住宅地に囲まれながらの異空間。そのような佇まいの場所が

 「天神山古墳」

 調査がまだ行われていないため、詳細は不明なのだとか。

石標によれば、直径が35メートルもある円墳で、高さも10メートル。目を惹くような存在です。

 

 そして、こちらの古墳に隣接するように鎮まる古刹が

 「浄雲寺」

 このお寺さんの創建年度は不詳とされていますが、江戸時代初期に「浄土宗」に宗旨替えをした記録が残っているとのことで、それ以前の古き昔からこの地に鎮座されていることに。

 本堂前に設置されている「摩尼車」。

 般若心経が記されている台車を一回転させると、お経を一回唱えただけの功徳が得られるのだとか。

 

 ということを知って以来、「摩尼車」を見掛けるたびにあさましくも3回は回してしまう私、間違いなく小市民です(笑)。

 

 次回はこの高台から一気に急降下。「小鮎川」流域へと向かいます。