相模川散歩⑧ ~ 国道1号線 馬入橋 ~ | 温泉大好き!厚木の住人

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厚木・伊勢原・平塚を中心に古街道を辿り、時には川を遡りながら郷土の歴史を探訪します。

 相模川河口を後にして、右岸(平塚市側)を遡っていくと程なく「馬入橋」に到達。

 実はこの「馬入橋」付近から河口までの間、川の名前が変わって「馬入川」とよばれているそうです。

 (↑)馬入橋は現在の国道1号線。そのわずか下流には「東海道本線」の相模川、もとい馬入川橋梁が架けられていています。
 このときちょうど、単機の電気機関車を追いかけるようにして湘南新宿ラインの電車が。撮った時には満足していたのですが、わかりづらいですね(苦笑)。
 
 ところで「馬入の語源」は、橋の落成式に出席した「源頼朝」公が落馬し、命を落としてしまったことに由来するとか。
 江戸時代には徳川家の戦略的事情により、この場所に橋はなくなりました。渡し船の昔に戻ったというあたりにも、歴史の面白さを感じます。
(↑)対岸茅ケ崎市からの大山(以前に写したものです)
 
 馬入橋を渡って、やや上流に遡りました。写メの付近は寒川神社脇を流れる「目久尻川」との合流地点で、川幅が一気に広がる場所になります。
 相模川の川岸をママチャリ走らせていると、絶えず大山が視界に入ってくるのが醍醐味。相模川と大山、個人的には「神奈川を代表する風景」と思っている次第です。
 
 冬の夕暮れは早く、そろそろママチャリでの「活動限界」が。というわけをもちまして、長々と辿ってきた相模川散歩、次回で一旦ピリオドを打つこととします。