人生は「どんなことをしても勝つ」という事は求めていない | びっくり闘病記(ステージ3cですが元気です)

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約束の日まで振りかえらないよ

あれから何年経つのでしょうか。

7月が最終抗がん剤でしたから。

 

それから、先日。

「輸血経験者は献血出来ません」と門前払いくいました。

 

ええ!みんな知ってた?

アタシだけ?知らんかったの!

 

しかも、12年も前に輸血しただけなのにかっ!

アタシの12年て!「輸血したひと」だったの?

 

 

あの日から、13年目?マジ?そんなに生きて来た?

 

アメブロさんは親切だから。

以前の記事なんかが、突然出て来るわけで。

 

そんな記事から。

思うわず「もう一回記憶しよっと」と思ってる文が出て来た

主治医との会話ですが。

記録に取っておきます。

 

「人生は、どんなことをしても勝つという事は求めていない

ただ、投げ出すなといっている」

 

 

いい言葉じゃーないですか~

 

あ!皆さん。お久しぶりです。

生きてます。

ふつーに呑んで仕事してます。

 

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夜と霧を読んで。

 

「そう!!そこなんです!癌患者には分かると思ってた。

私たちが「夜と霧」から学ぶのは、アウシュビッツの悲惨さじゃないんです。

(アウシュビッツの悲惨さは、もう誰もが承知している)

あの状況は、今日にもある。そのひとつに癌患者がいる。そこなんです。

 

私たちは、あの経験から、人が何を学び。なにを目標とし。

何のために立ち上がり、何のために生きる選択をするのか。

そこを学ぶ必要があるんです。

癌患者さんが置かれている立場と、フランクルが居る場所。それが同じ

だから、僕は絶対「癌患者」には分かると思ってた!」

 

その後。私が気になった個所

「人生は、どんなことをしても勝つという事は求めていない

ただ、投げ出さないことは求めている」の話をすると・・

 

「ちょっと待ってね、(PCに記録)それ、何ページに出てた?」

「ええと(ノートを読む)46ページです」

「はい。46ね。これは気が付かなかった。もう1度読まなくては・・」

「あと、85歳の女性が。私が生きてるのは、もっとマシな人間になるための

猶予を与えてもらってるんだわ。と言った言葉」

「ああ!それは何ページ?」と記録。

 

こんな感じで、いつもより10分長く時間をもらいまして、良い話し合いが出来たと思っております。

ブログに書くことで、相手(教授)に伝える言葉に出来たこと。

みなさんの協力に心から感謝します。

 

教授は、もう1度この本を読まなくては、僕よりよく読み込んでるね。

でも、癌患者さんには絶対これだ!ってずーっと思ってたんだよね。

きっと分かる、だって現代にもアウシュビッツは有るんだから。

 

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現代のアウシュビッツに生きてる癌患者の皆さん。

 

人生は。どんなことをしても勝つ。という事は求めていないそうです。

ただ、投げ出すなと言ってるそうですよ。

 

これがね。

 

難しいのよ。

 

 

へばね。できたら。元気でね。

低空飛行でも。元気で。