「小さな会社の儲ける力を育てる」
税理士の小野澤寿一です!
お手伝いをしています!
名古屋で2日間熱い時間を過ごしました
お土産は…どうしよう
ネットで検索して探しました
両口屋是清…
きよめ餅総本舗…
元祖 鯱もなか本店…
青柳総本家…
いろいろと観光に歩き回って
帰り際ギリギリでお店に行ったので
売り切れているものがあったりして…
なかなかほしいものを
見つけるのが難しかったです…
お菓子は生ものなので…
ただ、たくさん品物を置いておけばいい…
と言う訳ではないんですね
在庫管理は失敗すると死活問題ですよね
99日目(99/1557)いきます(^-^)/
在庫が与える影響について
考えたいと思います
たとえば…
プレジャーボート屋さんが
いま現金を1,000万円持っています
今ある財産はこの1,000万円だけとします。
この1,000万円全部を使って
プレジャーボート一艇を仕入れました…
→
今会社にある財産は
この仕入れただけです…
((例)なので極端な話をしています)
すでに買手がみつかっていて
1,200万円で売れました
ただ、そのお客さんも
プレジャーボートを持っています⛴
このプレジャーボートを500万円で
下取りするのが条件でした
この時の儲けが
1,000万円で仕入て
1,200万円で売ったので
1,200万円-1,000万円=200万円 …①
会社に残った財産は
1,200万円-500万円(下取価格)=700万円(現金)
それと下取りしたプレジャーボート⛴(下取価格は500万円)
次に同じが欲しいというお客さんが現れました
仕入価格は1,000万円です…
手持ちの700万円と借金300万円でを仕入て
1,200万円で売りました
前回同様に下取りが条件でした…
(下取価格も前回同様500万円)
なので
今回の儲けも
1,000万円で仕入て
1,200万円で売ったので
1,200万円-1,000万円=200万円 …②
会社に残った財産は
1,200万円-500万円(下取価格)=700万円(現金)
ですが…借金300万円の返済をしたので
手許現金は
700万円-300万円=400万円
それと下取りしたプレジャーボート⛴×2
(下取価格500万円×2)
また同様の取引がありました…
今回は手元に現金が400万円しかないので
600万円の借り入れです…
でもせっかくのチャンスなので
同様に取引をしました
(下取りも同様です)
また今回の儲けも
1,000万円で仕入て
1,200万円で売ったので
1,200万円-1,000万円=200万円 …③
会社に残った財産は
1,200万円-500万円(下取価格)=700万円(現金)
ですが…借金600万円の返済をしたので
手許現金は
700万円-600万円=100万円
それと下取りしたプレジャーボート⛴×3
(下取価格500万円×3=1,500万円相当額)
=ここでこの会社決算を迎えました=
(わかりやすくするため売上と仕入以外の取引はないものと考えてください)
・今期の成績は
儲け→①+②+③=600万円
・会社に残った財産(1,600万円相当額)
=現金100万円+⛴×3(1,500万円相当額)
・決算なので税金の計算もします!
(税率は30%とします)
儲けの30%なので、
600万円×30%=180万円
納税しなければいけない金額が180万円
現金残高が100万円
納税資金が足りません
原因は下取りした⛴を
そのままにしたことにあります
下取りした⛴は現金の代わりに取得したものですが
在庫です売れなければただのモノなんです…
特に下取りした⛴
は型落ちしたものや長期間使用したものです。
手を加えないとなかなか商品価値も出てきません
在庫の取り扱いに注意です
今日もここまでお読みいただき
ありがとうございました!
想いの実現について一緒に考える
ホスピタリティパートナー
TTCD213MBCD1462