何か始める時、

すぐ動いたほうがいい人がいる。

とりあえず手をつける。

少しでも前に進む。

動きながら流れを作っていく。

そうすると、気持ちもあとからついてくる。

こういう人にとっては、

考えすぎる時間が長いほうが重くなる。

整えてから、と思っているうちに、

かえって力が鈍ることもある。


反対に、

少し整えてからのほうが動ける人もいる。

机の上を戻す。

順番を確認する。

ひと呼吸おく。

気持ちの置き場を先につくる。

そうしてからのほうが、

ちゃんと自分の力が出る。

この違いは、

性格の強い弱いではないと思う。

どちらが正しい、でもない。


ただ、

自分に合う入り方が違う。

ここが合っていないと、

頑張っているのに妙に疲れる。

動けばいい日に、

整えることばかりしていると前へ進みにくい。

整えてから入るほうが合う日に、

勢いだけで押そうとすると落ち着かない。

同じ「頑張る」でも、

入り口が合っているかどうかで

一日の重さはずいぶん変わる。


人によって、

力が出やすい順番には違いがある。

先に動くことで整う人もいれば、

先に整えることで動きやすくなる人もいる。

話しながら流れが出る人もいれば、

静かな中で輪郭がはっきりする人もいる。


ソールカラーは、

そういう自分に合う力の出し方 を考えるときの

ヒントのひとつになる。

だから、

誰かに合った頑張り方が

そのまま自分にも合うとは限らない。

すぐ動いたほうがいい、

と聞いて軽くなる人もいる。

ちゃんと整えてからでいい、

と言われて安心する人もいる。


その違いは、

怠けか真面目かの違いではなくて、

自分の力が自然に出る順番の違いなのだと思う。

動くと整う人。

整うと動ける人。

この二つを知っているだけでも、

自分の扱い方は少し変わる。

無理に逆らわなくていい。

まずは、自分はどちらで入りやすいのかを見てみる。

そこがわかると、

頑張る前の苦しさが

少し減る日がある。


今日の問い

あなたは、動くと整うほうですか。

それとも、整うと動けるほうですか。