夜、スマホを伏せて、深呼吸して。

「よし、これだけ終わらせよう」って机に向かったのに。

メモは開いてある。

やることも分かってる。

でも、手だけが止まる。

画面を見ているのに、目が滑る。

指は動かない。

気づけば、関係ないタブを開いてたりして、また戻ってくる。

……なんで?

焦る気持ちはあるのに、進まない。


時間だけが過ぎていって、胸の奥がちょっと痛くなる。

そして、あの言葉が浮かぶ。

「またできなかった」

「やっぱり私は続かない」

「意志が弱いんだ」

でも、あとから思うんです。

苦しかったのは“できなかったこと”より、

そのあと自分に投げた言葉のほうだったなって。

こういう日、ありませんか。


止まるときって、

「やる気がない」より前に、別のことを考えていたりしませんか?

たとえば——

「これ、うまくいかなかったらどうしよう」

「こんな出来で出していいのかな」

「返事が来なかったら怖いな」

「この先、どうなるんだろう」

「もう遅れてる。取り返さなきゃ」

作業してるようで、実は心は別の場所に行っている。

その状態で「さあ進め」って言われても、身体は固まります。

私もよくあります。


やることが増えすぎて、頭がパンパン。

「どれから?」って考えた瞬間に、もう疲れる。

そこで一度止まって、止まった自分にイライラして、

イライラを抱えたまままた手が止まる。

うまくいかない時って、だいたいこの形です。

でもある日、少しだけ見方を変えてみました。

止まった自分を“ダメ”にするんじゃなくて、

「今の私は、何を考えてた?」って聞いてみたんです。


すると、案外わかりやすい答えが出てくる。

  • 眠い。体が重い。目がしょぼしょぼしてる(体が先に限界)
  • 考えることが多すぎて、頭が騒がしい(情報が渋滞)
  • 失敗や評価が気になって、身構えている(怖さが先に立つ)
  • ぜんぶ一人で抱えて、息が浅い(ひとり抱え)

止まった理由って、性格じゃなくて、その日の状態。

そしてその状態は、次にラクに進むためのヒントになる。


その日、私は対処をひとつだけにしました。

「全部やる」はやめる。

「ちゃんと取り返す」もやめる。

代わりに、机の上のメモを1枚だけ選んで、

そこに“今の状態”を一行だけ書いた。

「頭が散ってる。今日は整理の日。」

たったそれだけで、呼吸が戻った。

「できない私」じゃなくて、

「いま散ってる私」に戻れたから。


そこから、次の一手が小さく出てきました。

“まず減らそう”って。

“ここだけ”にしようって。

止まる日があるのは、弱いからじゃない。

ちゃんと考えているから。

ちゃんと感じているから。

だから今日のゴールは、完璧に戻ることじゃなくて、

止まった理由を“責め”じゃなく“ヒント”として拾うこと。

ひとつ拾えたら、もう立て直しは始まっています。


✍️ 今日の問いジャーナル

1️⃣ 最近、手が止まったのはどんな場面でしたか?

(夜/朝/仕事前/返信前/投稿前 など、シーンでもOK)

2️⃣ そのとき、頭の中にあった「別のこと」は何でしたか?

(不安/心配/比較/焦り/怖さ など)

3️⃣ 今日の自分に一番近いのはどれ?

体の限界/情報の渋滞/怖さ/ひとり抱え/その他

4️⃣ 今日、対処を1つだけ選ぶなら何にしますか?

(休む/減らす/小さく試す/誰かに頼る)


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  • 止まるときに頭の中で起きていた「別のこと」
  • 今日いちばん近かった止まり方
  • ひとつだけ選んだ対処(それだけでOK)