今日は、ちょっとモヤっとした一日だったかもしれません。
集中できなかったり、予定どおりに進まなかったり、
言い方を間違えてしまったような気がしたり。
そんな日はつい、
「またダメだった」「やっぱり自分は続かない」
と、まるごと×(バツ)をつけたくなります。
でも、よく考えると
“うまくいかなかった日”って、
実は情報の宝庫なんですよね。
・どのタイミングで集中が切れたのか
・どんな一言が、自分のやる気を削ったのか
・どの予定が「詰め込みすぎ」だったのか
そこには、「次、どうしたら楽になるか」の
ヒントがたくさん隠れています。
今日提案したいのは、
うまくいかなかった日を「自己否定デー」にするのではなく、
「検証デー」にしてしまうこと。
たとえば、ノートの端っこに
こんな小さな欄を作ります。
- 今日いちばん詰まったポイント
- そのときの自分の状態(眠い・お腹すいてた・不安だった など)
- 次回、同じ場面がきたら試してみたい一手
ここで大事なのは、
「原因探し」より「次の一手」を書くこと。
「自分は計画性がないから」
「メンタルが弱いから」
と結論づけるのは、とても簡単です。
でもそれは、
自分を責めて終わりにしてしまうだけ。
そうではなくて、
- 次は、この作業を朝イチにもってきてみる
- 15分だけタイマーをかけて、小さく区切ってみる
- 人に宣言せず、まずは自分のノートだけで実験してみる
そんなふうに、「小さな実験案」を1つ書いてみる。
それだけで、
うまくいかなかった一日が、
“次に活きるデータ”へと姿を変えます。
失敗は、性格の欠陥の証拠ではなく、
やり方調整の材料です。
「またダメだった」で終わらせず、
「じゃあ次はこうしてみよう」で一行締めくくる。
その小さな書き換えが、
自己否定グセを少しずつゆるめていきます。
✍️ 今日の問いジャーナル
1️⃣ ここ最近で「うまくいかなかったな」と感じた出来事は何ですか?
できるだけ具体的な場面を書き出してみてください。
2️⃣ そのときの自分の状態はどうでしたか?
(体調・気分・時間帯・環境などをメモ)
3️⃣ 同じ状況がもう一度きたとしたら、
どんな“小さな一手”を試してみたいですか?
・時間の使い方
・頼り方
・自分への声かけ
のどれか1つでOKです。
4️⃣ 今日の自分に向けて、
「データにしてくれてありがとう」と
一行ねぎらいメッセージを書いてみましょう。
🌱 感想シェア
- 最近の「失敗デー」を、どう検証し直してみたか
- 自己否定しそうになったとき、
- どんな言葉をかけたら少しラクになったか
- 「次はこうしてみよう」と決めた、小さな一手
など、気づきがあれば、
一言でもシェアしてもらえたらうれしいです。