夫婦ケンカの裏側にある“思い込み”の正体


夫婦ケンカって、表面上は「片づけてくれない」とか「返事がそっけない」といった小さなことがきっかけになります。

でも実は、その裏にあるのは “潜在意識にしみついた思い込み” なんです。

たとえば──

  • 「愛されるなら、相手は○○してくれるはず」というルール
  • 「自分が我慢すれば関係はうまくいく」という信念
  • 「本当に大事にされているなら、言わなくてもわかるはず」という幻想


こうした思い込みは、無意識に積み重なり、日常の出来事を“歪んで”受け止めさせます。

相手は悪気なくした行動でも、自分の潜在意識フィルターを通すと「やっぱり大事にされてない」と決めつけてしまう。

その積み重ねが、不満や衝突の火種になってしまうんです。


🔎 事例:私の場合

正直に言うと、私は昔「やってくれるのが当たり前」という概念が潜在意識にべったり張り付いていました。

食器を片づけてくれなければ「なんでやらないの?」とイライラ。

電球を替えてくれなければ「普通、気づいたらやるでしょ!」とブツブツ。

でもある時ふと気づいたんです。

「相手は家政婦じゃないし、超能力者でもない」って(笑)。

“当たり前”のメガネを外してみたら、それまでのケンカの大半が自分の思い込み発だったと判明。

その瞬間から、ケンカが激減してしまったんです。


潜在意識に気づくだけで変わる

大事なのは、「相手を責める前に、自分はどんな思い込みで相手を見ているんだろう?」と立ち止まること。

すると、怒りや悲しみの奥から「私は本当は安心したかったんだ」「ただ“ありがとう”がほしかったんだ」といった本音が見えてきます。

潜在意識のクセに気づくと、相手への見方も変わり、自然と伝え方も柔らかくなる。

夫婦円満はそこから始まるんです。


今日の問いジャーナル ✍️

  • 最近のケンカやすれ違いの裏に、どんな思い込みが隠れていた?
  • 「本当はこうしてほしかった」という気持ちは何だった?
  • それを相手に素直に伝えるとしたら、どんな言葉になる?


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「思い込みに気づいたらケンカが減った」という体験があれば、ぜひシェアしてください。

その気づきが、誰かの関係改善のきっかけになるかもしれません。