ねじれに気づき、小さな一歩を踏み出して、少しずつほどいていく。

その道のりは、時にゆっくりで、時に立ち止まることもあります。

「本当に変われているのかな?」と不安になる夜もあるでしょう。

でも、ある日ふと気づく瞬間があります。


以前なら足が止まっていた場面で、自然に一歩を踏み出している。

以前なら人の言葉に揺られていた心が、「まあ、そういうこともある」と笑えている。

私にもそんな瞬間がありました。


それは特別な日ではなく、なんでもない帰り道。

夕焼けに染まる空を見上げたとき、胸の奥がふっと軽くなっているのを感じたんです。

「あれ、私…前より呼吸がしやすい」

そのとき初めて、自分の中で確かに変化が起きていることを実感しました。

ねじれを越えるというのは、完璧で揺るがない自分になることではありません。

不安や迷いがゼロになることでもありません。


ただ、自分のペースで進める“力”が少しずつ育っていくこと。

その力があれば、たとえ坂道でも、遠回りでも、ちゃんと自分の足で歩いていける。

外の景色は同じでも、見る自分が変われば、その色も風もまったく違って感じられます。

ねじれを越えた先に広がるのは、そんな“新しい世界”です。


今日の問いジャーナル ✍️

  • 最近「前と違う」と感じた自分の変化は?
  • それが生まれたきっかけは何だった?
  • これから見たい景色を思い描くと、どんな気持ちになる?


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あなたの中での「新しい景色」や「変化の瞬間」、ぜひ教えてください。

それはきっと、まだ坂道の途中にいる誰かの灯りになります。