―「問い」で感情をすくい上げ、「感情」で問いが深まる ―

問いジャーナルを続けていると、

“言葉にはなっていないけれど、確かにそこにある気持ち”と出会うことがあります。

・何を書いたらいいか分からない日
・モヤモヤしているけれど理由が見えない日
・問いがうまく響かない日

そんな時に支えてくれるのが、感情のジャーナル

そして、感情を書き出したあとに“問い”を投げかけることで、

感情と対話しながら「本当の自分」に近づいていくことができます

◆「感情ジャーナル」と「問いジャーナル」の違いと役割

ジャーナルの種類目的書く内容効果感情ジャーナル今の自分を感じきること感情、体の反応、気分の変化など抑圧をほどく・感情の棚卸し問いジャーナル気づきを広げること問いに対する答えや気づき本質に近づく・意識を言語化


この2つを交互に使うことで、

「感情を言葉にして問いを深める」→「問いから感情の奥を見つめる」

という連動が生まれます🌱

◆心の声を聞く3ステップノート術

🌀Step1|感情ジャーナルで“今ここ”を感じる

まずは頭ではなく、「体と心の反応」にフォーカスします。

書き方のヒント:

  • 今、どんな気持ちがある?(喜び/焦り/不安/安心…)
  • 体の感覚は?(重さ・軽さ・熱さ・冷たさ)
  • その感情に名前をつけるなら?

📝例:

なんだか、朝からずっとザワザワする。  

言葉にできないけど、「置いていかれた感じ」がある。  

胸のあたりが重くて、息が浅い。

💭Step2|その感情に“問い”をそっと添える

感情を感じきったあとに、優しい問いを投げかけます。

問い例:

  • その感情は、どんな大切なものを守っていた?
  • 本当は、何を伝えたかったの?
  • どんな出来事が引き金になっていたか?
  • わたしは、どうしてこの感情に気づく必要があった?

📝例(問い→答え):

Q:そのザワザワは、何を知らせてくれてる?

A:また“ちゃんとできてない”って思ってるみたい。  

ほんとは、ただ安心したかったのかも。

✨Step3|“今の私に効く問い”を残す

最後に、感情から生まれた「今の自分を支えてくれる問い」を1つ残します。

これは、その日の“お守り問い”のようなもの。

例:

  • 「私は、私を信じて進めてる?」
  • 「この気持ちを抱えながら、今日できることは?」
  • 「“よくやってるよ”って自分に言える場面は?」

◆感情+問いのジャーナル構成テンプレ

◎ 今日の感情:

◎ 感じた出来事/場面:

◎ 体の反応・気配:

◎ 感情への問い:

◎ 気づいたこと:

◎ 今日の“お守り問い”:

◆このノート術で得られること

  • 自分の感情を責めずに“肯定できる”ようになる
  • 感情に巻き込まれず、“気づきに変える”力がつく
  • 問いが単なる“思考”ではなく“体感のガイド”になる
  • 「わたしの本音」と日常の行動がつながってくる

◆まとめ:問いと感情は、“わたしの内側”とつながる二本柱

問いだけでは届かない日がある。

感情だけではぐるぐるしてしまう日もある。

でも、問いと感情が手を取り合ったとき

あなたの心の奥深くにある「まだ言葉になっていない声」が、

そっと浮かび上がってきます。

それが、本当の“心の声”。


💡「感情と問い、両方から自分を見つめたい」と感じた方は、

コメントで 🌿💬 を送ってくださいね!